竹光侍 (二) (小学館文庫 え 7-2)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085495

作品紹介・あらすじ

竹光侍とは、何者なのか?

神田界隈で、辻斬り事件が横行していた。
下手人と目されたのは、かたぎ長屋に住む浪人・瀬能宗一郎だった。
嫌疑を晴らすため、長屋の大家で元岡っ引きの与左衛門、そして旗本の御輿大三郎らと結託して、宗一郎は一計を案じる。
その一方、一巻の「狂剣」で対峙した凶剣士・木久地真之介が、執拗に宗一郎を追ってくる。果たして、その理由とは。
竹光差しの浪人・瀬能宗一郎。その出生の秘密に迫る松本大洋の人気コミック原作小説、堂々の第二弾刊行。

感想・レビュー・書評

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  • 解説:細谷正充

  • 前作で、突然襲われ、両親が死に、江戸へ流れてきた剣客。
    剣鬼となることを恐れて剣を捨て、竹光を身につけている。

    だが辻斬りの犯人として疑われてしまい、調査に乗り出す。
    前作で挑んできたもう一人の剣鬼との結末は。

    そして両親の死や主人公の出生に関わる秘密を握る、
    ある藩の対立が明らかになっていく。

    うーん、なんだか今ひとつです。
    殺陣が面白くないのですよねぇ。

  • 寺子屋の先生になった宗一郎のとぼけた先生ぶりが面白い。(#^.^#) 子どもたちが懐くのもわかる!!でも、辻斬りの影がとても不気味で怖い。旗本の御輿大三郎の傾奇ぶりと彼の槍持ち・源次に救われるところはあるけどね。徐々に、宗一郎の秘密が見えてくる。自らを剣鬼として恐れる彼の心の揺れがもうちょっと説得力を持って書かれてほしかった、というのは欲張り過ぎ?

  • 10/25-10/26

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