127時間 (小学館文庫 ラ 3-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094085938

感想・レビュー・書評

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  • 著者はアウトドアだけではなく、文学の才能まであるのか?
    そう思ってしまうほど、描写や心情の表現が豊かで内容が細かく伝わってきました。
    その所為(?)なのか、読むに耐えない心苦しい場面ではゾクッと感じます。
    耐えられない人は多いかも…。
    それでも古い作品・映画原作であり、前情報がすでに入った状態でしたが十分に楽しめました。
    これを知らずに読むまたは観る人が羨ましい。
    そう思い少し曖昧な表現で感想とさせて頂きます。
    登山道具の名前が一般名称ではありますが、普通に使われており想像しにくい人もいると感じます。

  • 極限、まさに極限。
    人は簡単には死なないのか、死ねないのか。
    「生」についての強さを感じる。

  • アウトドア好きにも程がある。アメリカ人なら在り得るかも、にしても危険と背中合わせが魅力なんだろうね、怖いおもいをするためにジェットコースターに乗って騒ぐのに似てる。こんな事をしでかしてベストセラー作家、映画の原作に採用されるって・・・世の中なんかヘンだよ、コレを読んで感動するっていう感覚が分からない、ただただ痛いだけ。

  • 映画にはない母親や友人たちの捜索、その後の様子がある。
    腕を切るシーンは痛すぎてじっくり読めない。

  • 生きている事はすばらしい。
    強く生きよう。

  • 映画鑑賞後に読了。

    「岩に腕をはさまれて身動きがとれない状況で、水も食糧もなく、人に発見
    される見込みもないとしたら?」と訊かれて、安易に「腕を切り落とせばいい」
    と考えがちだけど、実際にそうするためにどれだけ勇気がいることか。
    事故に遭ってからずっとピンチ、自由になってからも困難続きで、その長くて
    濃い苦しみは「127時間」というタイトルの字面だけでは到底表せない。

    映画は原作に忠実で、視覚に訴えてわかりやすかったので、こっちの方が好み。
    もう一度見たいと思う。
    原作は地名や道具の名前がちょっと分かりづらかったかな。

  • 映画版の「127時間」を見て、その行間を埋めようと購入。ちなみに、映画の方は傑作だと思います。

    映画では描けなかった部分(主人公の家族や友人たちの行動)が描かれていたり、映画の意図したかったことが分かったりして、映画のガイドブック的な意味で楽しめました。

    本から読みはじめた人がどう感じるかは未知数です。私は読みながら、どうしても映画の映像が出てきてしまったので。

  • 落石に右腕を挟まれてしまった青年。
    彼の「生きたい」という気持ちはすごい。
    127時間。たった一人で生き延びた。
    最後には右腕を切断という信じられないような決断を下す。

    自分だったら、そんな冷静でいられるだろうか?1日だって耐えられないと思う。

    そして、そんな辛くて苦しい思いをしたのに、現在も義手をつけて山に登ってるなんてすごい。

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