- Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094087673
感想・レビュー・書評
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記憶やデジャヴみたいなものをミステリーにしたらこうなるのかー。プロットがしっかり考えられていて、最後まで飽きずに読めた。疎遠になった友人や、気が合わなくなったと感じる友人はこんな感じで書き換えられているのかも?
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まっすぐ自分の道を行こうとするヒロインが魅力的すぎるほど魅力的。 ヒロインの行動は物語の解決に向けて直接役立つことは少ないけれど、主人公、脇役、黒幕、みんながヒロインを想って動くことによって、時代を超えた壮大な展開はまさかの解決に向かって突き進んでいく。 ヒロインはただ真剣に歩いていく。男はその物語に自分が割り当てられた行数だけ、ヒロインのために全力を尽くす。独占だの清純だの何だの、あれこれ余分なこと思い悩むなや、と作者がまったく意図していない理解をして、この作者の本を読みまくろうと決めた一冊。
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すごくおもしろかった!と思う、個人的に。
読み切るのに時間がかかったが、身近な人を思い通りに書き換えるという設定は斬新かつ現実的に感じさせる展開で、最後まで楽しんで読み切れた。
この作家さんの書き方はすごく好きです。 -
最後がものたりなかった。設定は面白い。
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大切なものは簡単には手に入らない。ゆえに尊い。
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他の皆さんのレビューを見ると、あまりパッとしない感想のようですが、自分は割と楽しめました。
主人公がさして魅力的とは言えず、物語もSF的な要素が強いため、そのあたりを受け入れられないと自ずと評価が下がるのかもしれません。
もっと救いのある結末が好きなので、積読しようとまでは思いませんが、終盤近くまで興味を持って読めたので、☆4つで。 -
"忘れないと誓ったぼくがいた"と似たネタで、またか、という印象からスタート。
作中の言葉を借りると電波な作者が書いた電波な小説。
ネタは壮大な割に、ネタの展開する世界が狭過ぎで違和感が半端ない。
主人公の二人に魅力が全くなく、二人の関係が進展していっても、なんだこいつらと思ってしまうほど。
ミステリーと紹介されているが予想通りの展開しかしないためミステリー性は皆無で期待は禁物。