修羅の降る刻 (小学館キャンバス文庫 し 1-8 封殺鬼シリーズ 8)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094301182

作品紹介・あらすじ

神島桐子の力によって、死の淵から甦った聖。聖がいなければ生きてゆけない弓生。四天鬼をその身の内に抱えた成樹。役者がそろい、機は熟した。戦う相手は、知徳こと蘆屋道満。道満こそ、弓生と聖の心の師-安倍清明を殺した男なのだ。戦いの準備は成った-。一方、道満が甦らせた平将門の怨霊を調伏するのは、陰陽道本家の次期当主たち。神島達彦、秋川佐穂子、野坂三吾の三人がそうだが、三家が結束するのも久し振りのこと。次代を担う若者達の手によって事は成るか。本シリーズの主要人物総登場のクライマックス。

感想・レビュー・書評

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  • ユミちゃん滝夜叉さんとなんか……アダルトだなって……
    あと聖と佐穂子ちゃん
    佐穂子ちゃんは恋する乙女だけど強い恋する乙女……
    三吾と成樹くんはこれからも巻き込まれる感満々だぞ~~
    ※桐子BBAはお帰りになりました

  • あまりメディアミックス推奨派ではないけど、これはアニメになったら燃えるだろうなと思った……特に次期当主たちが結界・調伏で頑張るところ。
    何やかやで桐子さまは伊達に十で当主に就いていない、怖い人だなとも感じたけど、当主を退く時云々のくだりを読んで、どれほどのものを十の少女の頃から抱え続けてきたんだろうと思うと……。切なくなった。せめて志郎さんの存在が和みになったろうか。

  • 道満編の最後。長かった・・・。
    過去の清明の想いをなにげに一番理解していたのはやっぱり鬼たち・・・ではなく桐子だったのでは。というオチ。
    なぜ道反玉だけ「本家」に伝わっていたのか・・・。等々から桐子が導き出した結論。
    そして全てが収束する。

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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