- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094520187
作品紹介・あらすじ
かつての母の仲間たちを説得し、船を奪い取って、アートは女海賊となった。彼女の船が目指すのは、母の残した地図に記された財宝があるはずの島。だが、その前に宿敵ゴールディ・ガールが立ちふさがり、しかもフェリクスとの関係がどうにもギクシャクしてしまって…。広大な大海原を舞台に、物語はついにクライマックスを迎える。
感想・レビュー・書評
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2008年8月12日
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2004年の作品。07年7月発行。亡き母モリーの記憶に混乱しつつも、人を殺さない海賊として生きていく男装のアート。宝の地図を辿って島に上陸しますが…
上巻でこれはどうなんだろう??と疑問に感じた点を上手く組み立てて、ついにルンドンで絞首台に上げられた所も盛り上がり、結末はなるほど異世界ファンタジー。面白い仕上がりになっています。 -
ヒュー・グラントの「恋する予感」の劇中劇(「ピーター・パン」でヒューはフック船長)の部分を見ているような気分になりました。
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宝島の地図を巡って宿敵ゴールディと対決したのち、アートたちは宝島目指して旅を始めるが、、、。 深読みせずに、素直に読めば良かったと少し後悔(涙)。 下巻は宝島での財宝発見を巡る冒険やあれこれ、明かされる意外な真相のオンパレート&手に汗握るクライマックスが待っている。こんな風に伏線が収斂するなんて。じーん。続編は…あるのかしら?あってもおかしくなさそうだ。 パラレルワールドを舞台にした、耽美の女王タニス・リーぽくない明朗快活な冒険ファンタジー。あまりにもらしくないのでどうなることかと思ったけど、やっぱり面白かったー!