パイレーティカ女海賊アートの冒険 下巻 (ルルル文庫)

著者 : タニス・リー 築地誠子

• 小学館 (2007年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

かつての母の仲間たちを説得し、船を奪い取って、アートは女海賊となった。彼女の船が目指すのは、母の残した地図に記された財宝があるはずの島。だが、その前に宿敵ゴールディ・ガールが立ちふさがり、しかもフェリクスとの関係がどうにもギクシャクしてしまって…。広大な大海原を舞台に、物語はついにクライマックスを迎える。

感想・レビュー・書評

[gongon-mさんの感想 · 2010年1月14日]

２００８年８月１２日

[sanaさんの感想 · 2008年6月6日]

2004年の作品。07年7月発行。亡き母モリーの記憶に混乱しつつも、人を殺さない海賊として生きていく男装のアート。宝の地図を辿って島に上陸しますが…
上巻でこれはどうなんだろう？？と疑問に感じた点を上手く組み立てて、ついにルンドンで絞首台に上げられた所も盛り上がり、結末はなるほど異世界ファンタジー。面白い仕上がりになっています。

[calさんの感想 · 2007年7月26日]

ヒュー･グラントの「恋する予感」の劇中劇（「ピーター･パン」でヒューはフック船長）の部分を見ているような気分になりました。

[黒百合お七さんの感想 · 2007年6月30日]

　宝島の地図を巡って宿敵ゴールディと対決したのち、アートたちは宝島目指して旅を始めるが、、、。　深読みせずに、素直に読めば良かったと少し後悔（涙）。　下巻は宝島での財宝発見を巡る冒険やあれこれ、明かされる意外な真相のオンパレート＆手に汗握るクライマックスが待っている。こんな風に伏線が収斂するなんて。じーん。続編は…あるのかしら？あってもおかしくなさそうだ。　パラレルワールドを舞台にした、耽美の女王タニス・リーぽくない明朗快活な冒険ファンタジー。あまりにもらしくないのでどうなることかと思ったけど、やっぱり面白かったー！