プリンセスハーツ~今宵はせめて夫婦らしくの巻~ (小学館ルルル文庫 た 1-9)
- 小学館 (2010年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521672
作品紹介・あらすじ
アジェンセンを囲む国々の政略が錯綜する中、ついにパルメニアの王冠がルシードの目前に…!?それぞれヴィスタンシア、パルメニア行きの準備に追われるジルとルシードは、野望の達成が同時にふたりの別れを意味するという事実に気づく。もう二度と会えないかもしれない。夫婦でいられる時間は、今宵が最後かもしれない-ようやくお互いへの気持ちに気づいたふたりは…?恋と野望が渦巻く王宮ロマン、急展開。
感想・レビュー・書評
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本人達もがんばりましたが、周囲の人達はもっとがんばりました。そっか、山盛りかぁ…。
冒頭いきなりセティとオーシーの謀略から始まって、一転して仮面夫婦女子組のコイバナ…この落差にいきなりドキュンとやられ、あとはもう本当…みんなががんばってくれました。元々トイレ大公もジルはやればできる子ですものね! さすがオリエのおじいちゃん。本当によかった…! と、思いきや次から別居編がスタートですか…ううっ焦れ焦れする。命懸けの婚約者ご機嫌伺いとか、“回収”しにきたとか、双子の妹が誘拐とか、ロレアンが描いたならジルじゃね?とか、ジルの出生とか…色々想像してにやにやさせて頂きました。
あと、今回騎士団長4人が生き生きしていて素敵でした。ジャンシードがついに言ってくれたのにさらりと受け流しやがったぜエスメラルド(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ8作目。
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今を大事にかー
ひとまずよかった
しかし弟君はほんとなにかんがえてんだろ
着々と包囲網に囲まれつつある主人公たちだなあ -
ああ、やっとトンチンカンな会話からラブラブになるかしらv と期待を込めて読みました。結構まともで逆に予想外でした(笑)
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ヒーッ、可笑しすぎる~~、最高~♪ジルの言葉選びのセンス!Let‘s言葉攻めww。リドリスがルシードに“恋”というものの説明をしてる際にもらした「自分にも覚えがある」みたいな言葉の相手は一体誰なんだろう?…さて、仮面夫婦の『山盛り』実践が寸止めされてしまって、『山盛り』が実現できる日はいつに?
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ジルとルシードの仲を進展させようと、まわりの人々(あのリドリスまでもが)が画策するなか、オズマニアが策略をしかけてくる。
その裏の裏をかこうとするジルだが…。
次巻から、二人は遠く離ればなれになる予定。
心は通じあったと思えるが、一層の困難が予想されますます目が離せない。 -
ですよねー。ってなったwとはいえ、ようやくジルとルシードメインの話が読めて大満足。次からは別行動→終盤へ突入なのかー。謎が知りたいのに中々明かされないww焦らし上手…!
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面白かった。やっと二人に自覚が!でもジルの語彙が相変わらずでルシード大変苦労してますが(汗)や、格好よかったぞ!政治背景も動きが。オースが鬱陶しいなぁ。あと四竜騎士団の人たち楽しすぎる。春狼の女たちはどんだけ怖いんだ。