本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521733
作品紹介・あらすじ
物の怪憑きと忌み嫌われる姫、お蝶。石田三成と出会い、胸を張って自分自身を誇れるようになった。三成への感謝の気持ちが、いつしか身を焦がすような恋心に変わってゆく。しかし、戦国という非情な時代に二人は引き裂かれ…。第4回小学館ライトノベル大賞奨励賞受賞作。戦国の世の恋物語を艶やかに描く大型新人堂々デビュー。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
2011/03/05完讀
-
“普通の人には見えないモノ”が見える、という設定は今までもあったと思うけど、三成とかを表に引っ張り出しての構成は面白かった。
三成が主役(の一人)というのは、今までほとんど読んだことなかったと思うし。 -
今流行の逆ハーレムものは片方本命、片方当て馬がデフォですが、これは正真正銘ヒーロー2人体制。ヒロインもいい子ですしねー。作中で流れる時間が結構長いんですが、文章になっていない空白区間の姫さま想像すると健気で切ない。。。
ゆるゆる流れる時間の中でそれでも変化するものと変わらないものと、お城の塀の外側での激動とがいい感じに交差して、思いがけなく良作に出会った気分です。
次の作者様の作品楽しみだー。
全6件中 1 - 6件を表示