広重と歩こう 東海道五十三次 (アートセレクション)

  • 小学館
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本棚登録 : 79
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096070017

作品紹介・あらすじ

広重の傑作『東海道五十三次』を鑑賞しながら東海道全宿場をご案内。

お江戸日本橋から京都三条大橋まで、広重の傑作版画『東海道五十三次』の55枚すべてをご紹介します。版画一枚一枚について、描き方や構図といった美術的な解説はもちろん、絵の背景となっている江戸後期の生活・風俗なども細かくテーマを設けて解説しています。また、今の東海道を歩けるように、それぞれの宿場の様子・見どころを詳細にガイドしてありますので、この本を手に広重の絵の登場人物になった気分で歩くことができます。『五十三次』の全55枚の版画を手軽に全部見られる本がまったくないといってよい今、美術的に、歴史的に、また現代のガイドブックとして、広重の版画を三通りに楽しめる画期的な鑑賞案内の本です。

感想・レビュー・書評

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  • 東海道中膝栗毛を浮世絵という絵を通して楽しもうと同書を手に取りました。1802年に膝栗毛、1834年に東海道五十三次が版行され、その時代の風俗、暮らし、娯楽、政、生業の様子をあたかも実体験する様に頭の中でイメージを膨らませ、読み進めました。次は、今も当時の姿を残している各地の歴史的建造物や史跡を少しずつ訪れて行きたいと思います。歴史は、単なる過去でなく、現代に繋がっていることを感じれればなと思っています。

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  • 広重の絵とその場所の現代の風景 ・様子がわかるところが良いと思います。(MASA-san)

  • 広重の描いた風景と現代の風景(写真)との比較。文化や風俗の記述もあり役立つ情報が満載。実際に現地を訪ねてみて、各々で痕跡が感じられた。写真部分が小さいのが難点。

  • 歌川広重の東海道五十三次の絵を東京から京都まで順番に紹介し、1枚1枚の絵に描かれている風景や人物についてなどが説明されている本。
    類書もあるが、本のサイズが少し大きいため、絵がよく見えてよい。

  • 日本の文化の勉強^_^

  • 現代と江戸との比較が楽しかった。

  • これを持って実際に歩いてみたい。

  • 東海道五十三次の画集。どの絵見ても人が動いている、生活している。広重の絵は細かいところを自由に眺めるのが面白い。人物の表情がどれも仏頂面なのも愛らしい。

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著者プロフィール

1953年北海道生まれ。
78年よりたばこと塩の博物館に勤務。現在、同館の主任学芸員にして判じ絵コレクター。
成城大学、学習院大学、國學院大學大学院非常勤講師。主な著書に『落語の博物誌〜江戸の文化を読む〜』『江戸の判じ絵 これを判じてごろうじろ』『江戸のなぞ絵(全3巻)』がある。

「2014年 『いろは判じ絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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