春夏秋冬 江戸っ子の知恵

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096263259

作品紹介・あらすじ

粋で楽しい江戸っ子的生活のすすめ

江戸東京博物館の名物館長にして近世史学会の泰斗、竹内誠氏による歴史エッセイ集。博物館長として、最新の研究成果を一般向けにどのようにわかりやすく、面白く発信していくかを工夫してきた著者が、江戸の魅力を楽しく、わかりやすく語りつくします。
日本橋生まれのちゃきちゃきの江戸っ子である著者が、愛してやまない相撲や歌舞伎、食文化などの身近な話題から、ふと現代によみがえる江戸の残り香。生活の達人だった江戸っ子たちの、粋で楽しい暮らしぶりがよみがえります。
著者が雑誌『江戸楽』に創刊以来50回以上連載してきたエッセイを中心に再構成した、江戸時代の入門書です。

感想・レビュー・書評

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  • 江戸時代の四方山話が楽しめる一冊です。浅草の雷門が本当は風雷神門だったとは知りませんでした。風神無視されてる。さらに今の門は焼けてしまったのを復興した物で松下幸之助の寄付によるとか。そんな豆知識がたくさん。

  • 江戸文化の雑学本かなーと思ったら、コラム的なエッセイのような要素が強いかな。ひとつひとつの項目がコンパクトでさくっと読み易かったです。新聞とか雑誌の1コーナ-をまとめた印象。一部個人的要素が強いカ所があるのは…うーん。

  • 知ってることが多かったのでナナメ読み。

    さすが江戸っ子!と思わせる暮らしの工夫があったんだなぁ…

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著者プロフィール

1933 年、東京市日本橋区生まれ。57 年東京教育大学卒業。64 年東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所主任研究員、信州大学教育学部助教授、東京学芸大学教育学部教授、立正大学文学部教授を経て、東京都江戸東京博物館館長。同館名誉館長、徳川林政史研究所名誉所長。主な著書に『大系日本の歴史〈10〉江戸と大坂』(小学館)、『江戸の盛り場・考─浅草・両国の聖と俗』(江戸東京ライブラリー)、『元禄人間模様 変動の時代を生きる』(角川選書)、『寛政改革の研究』(吉川弘文館)、『江戸社会史の研究』(弘文堂)。

「2022年 『江戸を知る――江戸学事始め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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