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- Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096580295
作品紹介・あらすじ
天与の美貌と才能に恵まれた貴公子・狭衣の君。思慕する源氏の宮への想いが果せないまま、薄幸の美女・飛鳥井の女君と逢瀬を重ねるが、別離の悲運に見まわれて…。かつて『源氏物語』と並び称される声価を得て、あざやかな引歌技巧と構成が後代文学に影響を与えた王朝期の物語文学の精華。
感想・レビュー・書評
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https://japanknowledge-com.ezproxy.kyoritsu-wu.ac.jp:2443/lib/display/?lid=80110V00290013詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近手にした複数の書物が『狭衣物語』に触れていたので。
文庫化して欲しい……。
狭衣大将は、天から遣いが迎えに来てしまうほど笛の才能があり、なおかつきゃあきゃあ女房達に騒がれる美貌の持ち主。
笛だけでなく、なんだって出来て見目麗しいため、父母の可愛がりようったらない。
一途に源氏の宮を想っているかと思いきや、さして愛情もない他の女性と関係を持っては不幸にしてしまう罪な男。
妻となるはずの女二の宮には自分の存在を知らせず手を出し懐妊させた上、体裁が悪いからといって名乗り出ようともしなかったくせに、出家してしまった彼女を後から偲んで傷付く儚き男心……
それってどーよ?(笑)
挙げ句、源氏の宮が斎院になる辺りでも、くよくよ。。。
しっかりせえーと言いたくなる狭衣大将、さて下巻ではいかに〜。
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