- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784097250586
作品紹介・あらすじ
こどもと、元こどもの、ポケモン創作絵本
ある日、小舟に乗ってポケモンの島へやってきた男の子、ゆめたくん。
きょうは なにして あそぼうか?
ポケモンたちはゆめたくんとすぐに仲良くなって、毎日ポケモンの島じゅうをかけめぐって遊びます。空を飛び、穴を掘り、野原で昼寝し、カレーを食べて・・・・・・。
楽しい時間はあっという間に流れて、気づくとゆめたくんは大きくなり、ついに訪れるさよならの日。一緒に過ごした日々は忘れないと約束します。
そして、また長い月日がながれたある日・・・・・・。
ザ・キャビンカンパニーの二人が、絵本作りの原点となる子ども時代の感覚を呼び覚まし、ポケモンへの想いを込めて描き切りました。
特に151匹のポケモン達が総登場し、ゆめたくんを応援するシーンは圧巻!
楽しさとノスタルジーと希望を感じる絵本です。
【編集担当からのおすすめ情報】
「私たちにとって、ポケモンは『こども時代』そのものです。(略)この『こども時代』の感覚を、私たちは作品を作るときに、とても大切にしています。ポケモンは私たちの制作衝動の原点の一つなのです」(著者あとがきより)
ポケモンで遊んだすべての人と、これからポケモンと友だちになるすべての人へ心を込めて贈ります。
ザ・キャビンカンパニーならではの、独創的な描写で描かれた、新感覚のポケモン絵本です。
感想・レビュー・書評
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食いつき度★★★★★
世代を超えて、我が家にもポケモンの波が再び。
4歳の娘がポケモンにどハマり中。地元のポケモンセンターにて購入。
めちゃくちゃ絵が可愛い!そして切ない気持ちになる。
子供たちも大人になっていく。私も子供だったんだ。詳細をみるコメント1件をすべて表示 -
子どもに「ポケモンの本」をねだられて、図書館で借りた1冊。想像を遥かに超えて素晴らしい内容だったので、購入を検討中。
子どもしか行けないポケモンの島に、小さな男の子がやってきて、ポケモンたちと毎日さまざまな遊びをして愉快にすごす。
でも月日の流れは止められない。小さかった男の子は大人になっていく… というお話。
もちろんポケモンを知っていた方が楽しめるが、知らなくても絵本として充分楽しめると思う。
鮮やかな色彩で描かれた、大胆で繊細なワクワクする絵に、詩のようなリズムの文章がとても心地いい。
「今日は何して遊ぼうか?」と読んでいるとこちらまで楽しくなってくるし、子どもたちも好きなフレーズを覚えて、絵本を見ないでも言うようになっていた。
お話の内容も、あっという間に過ぎていく、子ども時代の煌めきとノスタルジーに満ちていて、大人になったとき、この本を思い出してくれたら、新たな感動があると思う。
親としては、作者のザ・キャビンカンパニーによるあとがきも胸にくるものがあった。
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2020.05.15
90年代 初代ポケモンの世代の私たちに響くな
そしてやがて大人になっていく のも含めて
ポケモンがキャラクターではなくモンスターとして
描かれていて、ファンタジー感もあって
今じゃ一大コンテンツのポケモンだけど、私たちが子供の頃の姿はまさしくこれだった。 -
親戚の子と一緒に読んで内容の切なさに驚き
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ポケモンの島に船でやってきたゆめたくん、すぐにポケモンたちと仲良くなります。
ゆめたくんは毎日モンスターたちとのびのび遊び、一緒に成長していきます。
でも大人になると、別れがやってきます。
ポケモンたちは大きな声で泣きながら、ゆめたくんを応援します。
そして何年も経ち、女の子が島にやってきます。
女の子はゆめたくんの帽子をかぶっているのでした。
「ながいあいだ まってたよ。」
女の子はすぐに仲良くなりました。
ポケモンにハマっている7歳に借りてきてみました。
私自身はゲームも興味がないし、ポケモン世代でもないので、この本が気に入るのかどうかもピンとこなかったのですが、とても気に入っていました。
アニメチックな絵ではないのではずかな、と思ったのですが。
5歳の娘も保育園のかるたをやったり、ゲームをちょっとやったりしてキャラクターを知っているようで、絵本も気に入っていました。
そして、ゲームに縁のない私まで、しみじみ心打たれる内容でした。
世代を超えて愛され続けるゲーム、ポケットモンスター、すごい作品なのだと思いました。
これは意外に幅広い人にオススメできる絵本です。 -
ポケモン好きの子供に検討。いわゆる赤緑(初代)のポケモンが(多分)全部出てくる。パフザマジックドラゴンの歌詞のような世界観。
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ポケモンが出てくるので子ども達が大好きな絵本。
でも、実は…
こどもの時だけにしかない大切な時間。
でも、決して忘れてはいない時間。
大人の方が色々感じる絵本だったりします。 -
アーティスティックだった。イラストが好みというのもあるが、大人が読むとかえってぐさっとくるものがある。