Art 1 誰も知らない「名画の見方」 (小学館101ビジュアル新書)
- 小学館 (2010年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098230112
感想・レビュー・書評
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「週刊 西洋絵画の巨匠」への連載をもとにした画家の小論集.各章ごとにテーマを決めて,各章3人,全8章で24人の画家を取り上げている.それぞれの画家に当てられたページは文章にして6ページほどだが,この限られた分量の中で各章のテーマに応じた具体的でしかも鑑賞に役立つような記述をしているのはさすが.ただ「絵画を見る眼」のレベルを期待して読むべきではない.そういう意味でもタイトルは誇大.
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本のタイトル「誰も知らない」は、いささかやり過ぎな感はあるが、内容は優れた西洋絵画鑑賞論である。
よくぞこれだけの文字数で、8つのテーマを提出したものだと思う。
疲れから、活字を追うのが難しい今の私にとって、再び、活字、本の魅力を想い出させてくれる著書だった。
やっぱり高階秀爾の仕事は何をやっても尊敬してしまう。 -
カラー図解できれい且つわかりやすい!すばらしいと思います。
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絵画鑑賞初心者さんにおすすめ。図版入りで読みやすいし、解説されている絵画作品も有名なものばかりで親しみやすいです。
私にはちょっと物足りなかったかなぁ。。。 -
画を見るのは好きだけど、絵画のどこを見ればいいのか分からない、生い立ちを知りたい、どのような仕掛けがあるのか知りたい。
このような疑問を非常に簡単に解決しているのがこの本。
絵画初心者にとっては非常にとっつきやすい内容かつ分かりやすい内容となっている。
さらにフルカラー仕様になっているため、見ていても楽しく、画も多いため見ているだけでも楽しいものとなっている。様々な画を見ることができるため、初心者以外にもお勧めはできる。
ただ、有名な画がほとんどのため、ある程度の知識と画を見たことがある人にとっては立ち読みで十分かと思われる。 -
中野京子さんとは また違った「名画の見方」が 書かれてて 興味深く 読みました。
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絵画は画家自身の生き方、技法(描き方)や時代背景など予備知識があると見方が変わったり新たな発見があったりと面白い。この本は大学の美術史で習った内容だったかな。が、忘れていたので思い返しながら読めてよかった。
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入門編。読みやすいし、カラー図版が多いのも嬉しい。