目立つ力 (小学館101新書 49)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098250493

感想・レビュー・書評

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  • ネットを使って自己表現する力を目立つ力と表現されてます。
    確かにSNSができて自己表現が簡単にできるようになりました。
    僕も表現することに慣れることと頂いた反応にどう応えるかと考えるのは思考の訓練になります。
    自分の営業コストを下げつつ勉強もできる良い時代になりました。
    目立つことで夢を実現する可能性が高くなります。

    「ギブの5乗」
    情報は先出し後入れです。
    自分の持ってる情報は開示しないと有益な情報は集まって来ません。
    集めること自体を目的化するのは論外として開示すればするほど入ってくる感覚はネットも仕事も同じやと思います。
    著者も仰ってるように好きなことやから続けれるし開示し続けても負担にならないんやと思います。

    著者はネットの力が目立つ力に大きな力を与えてることを書かれています。
    あまり意識なく使ってるネットの力ですが自分プロデュースが簡単にできる良い時代なんやと思います。

  • 4年前の本であるが、十分参考になる。毎度思うが、勝間さんは先を見抜いている。現在、その通りに世の中が動いているから、凄い人だ。ブログ、ホームページを作っている私の欠点がわかった本である。

  • 計画を100%実現するには、まず実行し、次に確認して、最後に計画を立てるのに限る。
    本書も、その順番に読むと、内容がよくわかるかもしれない。
    書いてある内容に変わりがなければ、読む方が工夫すればいいのではないだろうか。

    肯定文は否定文にして読むとか、
    論理和は論理積で読むとか、
    新しい発見があるかもしれない。

  • サブタイトルの通り、インターネットで人生を変える方法が詰まっている。この本を読んでしまったら、スタートを切らざるを得ない。

  • 力のある本だなと思った。
    この本一冊でも勝間さんがいかにひきつける力がある人かわかると思う。

    ブログやTwitterやSNSをどう使うか迷ってた私にとってひとつのお手本になったと思う。でも昔からだけど、まねるというのはどーも苦手で・・・(´・ω・`)
    でも、まねてみようかな。ってちょっと思った。

  • ■これまで、マスメディアの寡占となっていた不特定多数へ向けた「自分表現」が、インターネットを使って通信費と端末費以外のコストをほとんどかけることなく、誰でもできるようになった
    ■紙の日記に対し、ブログの最大の特徴は「可視化」
    ■アメリカでは学校の休校のお知らせや、オバマ大統領の記者会見の予定までツイッターで流れる
    ■ブログの文章は、実は読者を意識する必要がある
    ■批判や中傷・・・こういったものは、相手が自己承認をしてほしいのだと読み替えると、すっと許す事ができる
    ■結局、自分が面白がれるのは、伝えたいメッセージだけ
    ■書き手と受けての間に情報ギャップがあるものほど面白い
    ■ブログを中心としたインターネット・メディア戦略は以下の5つの手続きで行っていきます
    1.コンセプトを決める 2.目的を決める 3.コンテンツを決める 4.読者を想定する 5.差別化を考える
    ■自分が空気のようにわかかっていることなのだけれども、人から見て面白いというようなことが発掘されると、すごくいい
    ■自分が自然に時間をつかっていて、他社よりも有意な情報を得られる分野を見つけることが、コンセプト探しの第一歩
    ■よほどビジネスを選ばないと、儲けの大半はグーグルが持っていく構造になっている
    ■ブログは通常無料なのに、紙が優良である理由のひとつは「コレクション」しておきたいというニーズを満たすためのコストがかかっているから
    ■とてもディテールに踏み込んだマニアックな情報か、あるいは最先端の情報
    ■音声コンテンツは通常の書籍と違ってユーザーが少ないため、圧倒的な競走上の有意があります
    ■書き手に合わせた「らしい」と、付加価値がないと通用しません
    ■堅い話を低い頻度で更新するよりは、より日常的な気軽な気づきを共有し、そこに共感をもたらすほうが、ブログらしい
    ■「日々の生活から起きていることを観察しよう」というブログの差別化ポイントは、圧倒的に加工の部分にある
    ■雑誌の感覚と同じで、適度に広告があったほうが、読者にとっても情報がリッチになる
    ■ブログで大事なことは、短く書く事。画面は紙ほど読みやすくないので、さっと読める、ということが重要
    ■ブログのコンテンツで重要なことは「エセミニコミ誌」にしないこと
    ■付加価値の代表例はリンク
    ■ブログは既存メディアにできない部分、すなわちリンクやリッチコンテンツを徹底的に使わなくては行けません
    ■ブログは誰も印刷して読まない、画面から読む
    ■最初の2~3行に相手をひきつける、キャッチーなことを書かないと、読者は続きを読んでくれない
    ■ブログで最も重要な価値は「共感」
    ■「質の良い失敗談」は共感を呼びやすい。疑似体験も重要
    ■ブログには「具体的に」すなわち、自分の事例をどんどん入れることが大事です。人から借りてきた話ではなく、なるべくたくさん、自分の話をします
    ■「私の代わりに●●してくれて、ありがとう」ブログを目指す
    ■大事なことは、自分のコンテンツを相手に対して押し付けて「見て見て見て」というブログではなく、相手に対して何か情報を提供できます、というブログであること
    ■ブログは「話し言葉」のメディア
    ■集客の大基本は「検索エンジンの活用」
    ■インターネットには、こういったゆるいつながりによる善意のネットワークを楽しむ、という文化がある
    ■新しいことを始めるのは、ぐれている人たちのほうが始めやすい
    ■実はアップルは必ず2番手戦略
    ■アップルの偉いところは、アーリーアダプターや、アーリーマジョリティでも使える製品を出せるところ
    ■1番目というのは、とにかく「作りたい」。2番目は違います。「使ってもらいたい」こういうものがあったらいいんじゃないかと発想する人のことは、ビジョナリーといいます。これはまだ作るには至らないのでゼロ番目。
    ■ひとつ前の世代のアーリーアダプターが、次の世代のアーリーアダプターになるのは、意外と難しい
    ■早くから始めた人のブログは、いまでも中身が生HTMLだったりします
    ■「合いの手力」「集めて返す」
    ■ツイッターって、そういう意味では白米みたいなサービス
    ■ツイッターがブログと全然違うのは、書き直しが出来ない事
    ■ひとりひとりが全員違う部屋に参加しているにおかかわらず、あたあkもそこにひとつのパーティーが成立しているように見えるような仕組みになっている
    ■新しいものっていうのは、いつも若い人が始める
    ■かつては「若者」は、知識のなさを「新しいものを作る」ということと、「人数が多い」という二つのことでカバーしてきた。ところがいまは、ひとつなくなっちゃったんです。古い世代に多数決で勝てなくなった
    ■公の場では、プライベートな場よりは傲慢に振舞うべき
    ■女性は、たぶんライフスタイルの中にまねが組み込まれている
    ■アップルは1番手の会社じゃないです。でも、何卒を真似しないか、というところまで徹底しているんです。捨て方がうまい。そして、物まねしていることを感じさせない。アップルのオリジナルと感じさせてしまう。
    ■集合知にひとりで対抗するのは無理です。逆に集合知を味方につけて、対抗しない、ということ
    ■なんで俺よりも頭が悪い人がちやほやされているんだろう、と。それは、頭が悪いことをきちんと認めているから

  • やっぱり説得力あるな~という感じ。
    いろいろ考えました。


    刺さったポイント
    ・立体名刺としてブログなどを活用しよう!
    ・PCDAサイクルで成長しよう
    ・ブログで自己承認欲求を満たす

    といったところで、
    自分の目指すところはどこなのか
    寄ってきて欲しいのか、自分からアプローチしたいのか
    ブログ作成の時間はなど、メリット、デメリットを
    まず戦略的に考えるべきかと。

    でもアウトプットおよび宣伝ツールとして
    やりたい気も…。

    悩む~★

著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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