- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098251414
作品紹介・あらすじ
日の出前に起き、日没までに仕事を終えれば照明要らず。狭い長屋暮らしゆえに持ち物は少ない。冷蔵庫はないから、旬の食材しか食べない。修理を重ねて使えなくなった日用品は回収され、再生された。屎尿も集められて畑の肥料になった。太陽エネルギーと、その恵みで育った天然素材を有効に活用し、徹底的なリサイクルが基本であった江戸の生活は、自然と自分に優しく、じつは「しあわせ」だったのではないか-江戸研究の碩学が「指南」する、生き方に役立つヒントが満載。
感想・レビュー・書評
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1933年生まれ、石川英輔 著「大江戸しあわせ指南 身の丈に合わせて生きる」、2012.8発行です。暦、エネルギー、衣・食・住、日用品、社会、流通と交通 の8章立てです。日の出前に起き、日没までに仕事を終えて照明要らず。狭い長屋で持ち物は必要なものだけ。冷蔵庫はなく旬の食材のみ。太陽エネルギーで育てた天然素材を活用し、徹底的なリサイクルが基本の生活。衛生面・医療面は大変だったと思いますし、プライバシーの無さは一長一短とは思いますが、何とも素晴らしい(地球・自然にも、人間にも優しい)暮らしですね(^-^)
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リサイクル都市江戸。
おそらく黒船が来なければ永遠に続いていたと思われるシステム。 -
帯表
持たない、捨てない、求めない。
「足る」ことを知り、リサイクルに徹した江戸庶民の「しあわせの尺度」に学ぶ! -
江戸時代の驚くべきテクノロジーを紹介。
無駄が少なく自然に優しいエネルギーと仕組み。
読むと、いかに現代よりエコな暮らしをしていたかを感じました。
もっと「しあわせ」なエネルギー策ができる気がします。 -
当時の絵を挿絵にして、実証的に江戸時代のエコ生活が紹介され、大変面白く、楽しみながら、一気に読んでしまった。