大江戸快人怪人録: 人物でたどる痛快江戸時代史 (小学館101新書 143 江戸検新書)
- 小学館 (2012年8月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098251438
作品紹介・あらすじ
江戸初期、己の頭脳と権勢欲のすべてを傾け、徳川政権二六〇年のマスタープランを構築した「黒衣の宰相」以心崇伝。一〇〇年後の元禄、豪商・石川屋の妻女おかちは、質素倹約を命じる五代将軍綱吉の行列を、贅美の限りを尽くして見物と洒落込む。さらに一〇〇年後の幕末には、江戸市中のありとあらゆる噂話をかき集め、ひとネタ九六文で売りさばき続けた男、藤岡屋由蔵の姿があった。教科書には登場しない、ひと癖もふた癖もある快人・怪人たちの生き様でたどる、もうひとつの江戸時代史。
感想・レビュー・書評
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本当のマニアは知らず、私ごときライト層に言わせると、人選が渋い。聞いたこともない「快人」も多数登場し、この手の本にありがちなマンネリ感がなく、新鮮な気持ちで楽しく読めた。1人あたりの記述量は少なく、肩の凝らない娯楽読み物といったところ。
2017/8/22〜8/24読了詳細をみるコメント0件をすべて表示
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