世界史としての日本史 (小学館新書 は 9-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098252800

感想・レビュー・書評

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  • 一瞬で読了。教養や歴史から何を学べるのか、その知識の必要性を今まであまり感じてこなかったが、本書を通じて大切さを痛感。そして教養を得ることの難しさも感じた。さて、何から手を付けようか。

  • 幕府 阿部正弘、井伊直弼 鎖国は間違っていて、それで国力が落ちた 開国富国強兵
    薩長 尊皇攘夷 鎖国にもどれ 鑑賞してくる外国人は殺してしまえ ISのよう

    天皇家のライバル エチオピア皇室 紀元前10世紀 1974の政変で断絶
    中国 孔子を天皇家のように担ぎあげる構想があった

    自信をもっていた分野で負けた人が取る態度
     1 すっぱい葡萄症候群 手が届かなっくなったら、あんなものには意味が無いんだと自分で自分をなっとくさせる
     2 外に攻撃対象をみつける

    愛国心と劣等感が結びつくと、攻撃的、排他的ナショナリズムになる

    リットン調査団 日本に融和的だった 権益はある程度認めた 反対を投じたのは日本のみ ドイツ、イタリアも賛成

    司馬遼太郎 これからの日本に必要なもの
     リアリズムに徹すること、なんでも手の内を国民にみせること

    明治の幹部の留学先で多いのはドイツでなくアメリカ

    大正の日英同盟崩壊以後イギリスは受け入れなくなり、アメリカも歓迎しなくなった。昭和になるとドイツが多くなる

    星野博美 みんな彗星をみていた

    NPO、外務省からの話 英国が担当した地域はいち早く安定した 専門家を沢山つれていく 地域の人が喜んでうけいれる
    対してアメリカ軍 反感を買う

    コストを試算 日米同盟解体

    ドイツ 第一次世界大戦の賠償金 2020年まで債務が残っている

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

「2024年 『安吾さんの太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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