舞妓さんちのまかないさん (19) (少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
4.18
  • (20)
  • (15)
  • (6)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 367
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098510108

作品紹介・あらすじ

アニメに続き実写ドラマ化! 京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。キヨ、すみれの京都での二度目の春。すみれは京都花街の一大イベント「春のをどり」で大事な役をもらいます。懸命なおけいこを重ねて、ついに本番を迎えます!! 【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ化に続きNetflixシリーズとして実写ドラマ化!!総合演出・監督・脚本に是枝裕和、キヨ役森七菜、すみれ役出口夏希、百子役橋本愛など豪華布陣!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 百はなの頑張りよりも、キヨちゃんの一人ひとりへのごはんの方に泣けた。あんだけ人がいて、すみれ以外の子たちにもちゃんと見ていてあげているなんて、すごい。

  • 怪我をした若者を大人たちが止めるのは当然です。人生は「いま」だけのものではなく、順調にいけば、将来があるのですから……。
    無責任に背中を押すことはできません。

    彼らも、無責任な気持ちではなかったでしょう。どんな未来でも、受け止める決意をしていたのでしょう。
    それを考えず、バッシングする人もいるだろうなぁ……と思うと、苦しいです。彼らには彼らの考えが、生き方が、あるのですから。

    わたしは、パンの耳ラスクを見て泣きました。こんな経験は人生ではじめてです。


    (以下、読みながら綴った感想)


    2023/02/23 p.5-138

    p.5

    ごひいきさんと
    舞台鑑賞(ぶたいかんしょう)

    羨ましいです。舞台はいいですよねえ。

    p.14

    わから
    へんかった。

    キヨさん、余計なことを言わずに見守ってくれているところがすきだなぁ、と、ふと思いました。

    p.22
    どこか誇らしげにキラキラしているキヨさんがすきです。すーちゃんのこと、だいすきですね。

    p.23

    もっと
    聞(き)きたい?
    百(もも)はなの話(はなし)。

    素直に頷くキヨさん、すきです。

    p.26
    “かんぱい。”
    クッキーを乾杯するの、いいですねえ。
    フランス人のYouTuberさんが、何でも乾杯していました。乾杯って飲み物だけのイメージでした。

    p.50

    ふかふかのホットケーキ。
    間(あいだ)にバターがはさんで
    あります。

    上に乗せるのもいいですけれど、間にあるって最高! いいですね!

    p.51

    バターが
    つやつやのケーキの表面を
    すべり落ちるのを見るのが
    好きです。

    いいですよねえ。溶けていくバター。
    バターは味もいいですけれど、見た目も最高。

    p.57

    わかんないとこが
    あったから復習(ふくしゅう)してたら、

    調(しら)べたいことが
    いもづる式(しき)に

    昔からすーちゃんはすーちゃんだったのですねえ。えらいです。

    p.75

    差し入れを
    演者さんがにこにこ食べているのを
    にこにこ見ている私達

    しあわせな空間……。平和ですねえ。

    p.82
    “パンの耳(みみ)ラスク”
    これを見ただけで泣いてしまう日が来るとは……。

    p.96
    大きくなったすーちゃんと、小さな頃のキヨさん、健太くんの……この絵、すてき……。

    p.115

    キヨだよ
    あのね、

    無邪気にしゃべるキヨさん、かわいい。

  • パングラタンおいしそう。たけのことベーコンのふきのとうみそパスタって。なにそれおいしそう。今度やってみよう。マーボー豆腐、ナポリタン、好きなもの食べると元気出るよね。ごはんだいじ。

  • ※レンタル → 電書購入

  • 幼なじみ3人が互いの背を押せる、そしてちゃんと信じていられる関係性にじんときた。
    新しい、高い位置へと行こうとする人、それを待つ人。どっちも信じてるのよね。

  • 足の捻挫を推して千秋楽に挑もうとする百はな。無理をすれば悪化してこの先に影響するかも知れない。そんな百はなの背中を押すのが、同じ選択をした結果野球を続けられなくなった健太とは。ただ、今回は幼なじみ三人が京都に揃っている。

  • 春のをどり一色で、いつもは集う舞妓さんたちはバラバラに過ごし。千秋楽までのハードな道のりをそれぞれの舞妓さんに合わせた好物できっちりと支えるキヨさん。すみれは、足の怪我をおして舞台に立とうとするも、お前は将来の街の宝なのだから止められ。それをキヨと健太の励ましで乗り越えられ。きっかけを作った百子ねえさんの、あの子には100%の味方が二人もいてはるんやなあ、というつぶやきがしみじみと。

  • すーちゃんが凛として格好良いのと、キヨさんのスーパーマンみたいな格好良さ。
    今回もほっこりさせていただきました!

  • 流れる空気がやっぱり好き。

    すーちゃんが主役視点での漫画も考えられるけど、やっぱりこれは『舞妓さんちのまかないさん』、キヨさんあっての魅力と感じます。
    彼女がそこにいて、いつも通りいてくれる。そこから見てるこちらの心に湧き上がる心強さ。
    なんて稀有で尊くて有難いことか。

    一番美味しいご飯って 人が用意してくれたご飯って思います。それが手の込んだものじゃなくて例えレトルトだとしても、甘えて やってもらうと無性に美味しく感じます。

    幼なじみ3人の話には涙が出てきてしまいました。
    初心を忘れないって、自分だけのことじゃなくて 昔の周りへの感謝の気持ち、見習いたいと思った姿勢、そういうものを忘れないのも含まれるんだなと気付かされました。

    次巻は久しぶりの理子ちゃんの話がありそうで楽しみです。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

12月28日生まれ。青森県出身、横浜市育ち。2001年、まんがカレッジ努力賞受賞。同年、『少年サンデー超増刊』に「日常戦線」でデビュー。

小山愛子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×