舞妓さんちのまかないさん (22) (少年サンデーコミックススペシャル)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 318
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098515844

作品紹介・あらすじ

舞妓さんのおうち・屋形で味わう大切な今。 京都のど真ん中、花街にある屋形でまかないさんとして暮らす少女キヨを主人公に、華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれるお台所物語。花街が賑わう秋がやってきました。舞妓さん達は大忙し。お姉さんとして着実に成長していくすみれの背中を目標に、お店出しを果たした理子も「駒えみ」として奮闘中。一方で、花街を去る決断をする舞妓さんも──彼女たちが帰ってくる屋形を支えるのはおかあさん、そしてキヨ。それぞれの想いで色づく季節に、大切な今を味わう22巻です。 【編集担当からのおすすめ情報】 2023年1月12日より、Netflixにて実写ドラマ配信開始!

感想・レビュー・書評

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  • 何度読んでもよい。
    ほっこりする。

  • ほら〜、キヨちゃん、スーちゃんが独立したら、離れ離れじゃない、どーすんの!? まだ10代で学歴ないのに、まかないさんで終わっちゃうの!? スーちゃんに、養ってもらうのかー? けんたの嫁になって、通いのまかないさんになるのかねえ。

  • 今回健太の出番少なめで読みやすくなったし、おかあさんや百子さんの過去の出自がさらっと暴かれていて驚き。

    健太の言うことはきっと料理だけじゃないんだろうけど、なんだかモヤモヤするんだよなこの子…
    実家にいてもご飯作れるし、掃除や洗濯だってやろうとすればやれるよ。高校生なんだし。
    特別酷い家庭でもなさそうなのに、実家ではしなくて家出てからやり始めて、そのことに感動している姿が毎回舞妓さんちのまかないさんには要らないんじゃないかと思う。舞妓関係ないし。

    駒えみさんは百はなとはまた別のかっこよさですね。普段ダメダメな人がこういう一面を見せると魅力増し増しになるよね。
    卑屈にならずに自分の至らなさを受け入れてるの凄いなー。

    栗の皮むき。いつも大量にご飯を作っているキヨちゃんだから、てっきり出来ると思ってたけど、年齢を考えればまだ出来ない、しなくても不自然じゃなかった。いつもキヨちゃんの感情にフォーカスが当てられないから淡々とした風に見えるけど、やっぱりおばあちゃんに甘えたい気持ちもあるんだなあ。そりゃそうか。
    市のおかあさんと百子さんの過去も気になるけど、キヨちゃんにお母さんがいないこともずっと気になってる。お父さんも登場してないよね?
    キヨちゃんとこの家庭はどうなってんのか不思議。

    この巻は出てった子の回がメインだと思ってたんだけど、セリフが少ないからあっさりした印象。本当は何を考えて、どう感じて、花街から去ることにしたのか知りたかったな。
    家から出る時の舞妓さんと髪下ろした姿の対比が、もう二度と髷を結わない雰囲気を感じてなんとももどかしい気持ちになった。

    あと今回全体的に目がキラキラしてる。12巻辺りから顔が大きくなったり丸くなったり、最初と比べてみんな幼く可愛らしい感じに描かれるようになったと感じていたけど、今回は目がすごい輝いてるね。
    お兄さんとおかあさんの恋愛話は無いんだろうけど、河原に迎えに来たお兄さんのイケメンぶりにドキッとした。前よりかっこよくなってる?
    でも実年齢は「お兄さん」ではないよね…?

  • 冬のキンとした空気とほんのりの寂しさを漂わせた感じのお話が多い印象。
    市のお母さんとお兄さんのお話とか、舞妓さんをやめるお姉さんの話とか、良かったな。
    そういうなかでも変わらない、キヨさんのたんたんとしていてあたたかい空気はホッとする〜

  • *電書

    健太が少し大人びてきた感じ
    しかしあの店のオムライス美味そうだよね

    次巻はおかあさんの舞妓ちゃん時代か
    まさか百子さん姉さんと同期とは思わなかったよ楽しみ

  • 冬、年末、そして別れと全体的に寂しさを感じる今回。他の舞妓さん達は意外と別れに関して悲しむと言うこともなく日々を過ごしているようですが、思いのほかおかあさんのダメージが大きいようで。次回はそんなおかあさんと百子さんの過去回。若干若かった頃のお兄さんや前のまかないさんも登場するんでしょうか。

  • 百花もキヨも健太も思いは抱えつつ淡々と日々を。青森の祖母から唐揚げのコツを習ったり、百子姉さんの気迫の踊りに「残されたもんには責任があります。残されたものはすごないといけない」と言う言葉を投げかけたり、修学旅行生が自分の店をわざわざ目指してきてくれたことに感じた意気など。めがねさん姉さんの失敗のデパートが後輩を守るための盾になっていたり、市を去っていく娘の物語、去られる側の物語。次巻は、市のお母さんと百子の昔の物語が語られる予告。

  • なんだか、最近の話と少し変わった空気感が漂い始めてまた面白くなってきた。
    今までにあったほっこり感が姉妹の話や美味しいご飯の話とお馴染みの様相で語られ、懐かしいような落ち着くような、そんな中の市のおかあさんについてのある事実がしれっと語られる。

    253話は、台詞少なに絵の描写で魅せるページの様子と淡々としながらも知っている胸が締め付けられるサヨナラの時が丁寧に描かれていて目頭が熱くなり、なんか、今までと違うぞ、この巻…という気持ちが湧き起こります。

    百子さんねえさん、市のおかあさん。
    どちらかといえば今までフォーカスされていなかった脇を固めていた人たちの新たな一面、事実が描かれ、なになに!聞きたい聞きたいと百はな状態。
    次巻が楽しみ!!!!

  • キヨちゃんからあげ研究中。鶏がらスープとって作るとお料理おいしくなるよねえ。明日はうちも煮込みにしよう。牛だけど。肉だんごとさつまいものクリーム煮おいしそう。しゃけと栗の炊き込みごはんて!作ってみたいわあ。天ぷら怖くて家ではできない…キヨちゃん勇者。小豆たくさんいただいたから、おしるこ作ろうかな。お料理にも使いたいな。けいらん…気になる。過去のお話も気になる。

  • 次巻からの過去編めっちゃ楽しみ!

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著者プロフィール

12月28日生まれ。青森県出身、横浜市育ち。2001年、まんがカレッジ努力賞受賞。同年、『少年サンデー超増刊』に「日常戦線」でデビュー。

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