- Amazon.co.jp ・マンガ (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098602766
作品紹介・あらすじ
第一次川中島の戦い、開幕。宿命の初対決!
天文二十二年(一五五三年)八月…
景虎は武田晴信(後の信玄)との初対決である
第一次川中島の戦いの最中にあった。
晴信が出方を窺い、塩田城に籠城する中、
景虎はシロを影武者に立て、
自軍を二手に分けて敵をかく乱する。
しかし、晴信も軍師・山本勘助をはじめ、忍びを長尾軍に差し向け、
景虎の狙いとその正体に迫るが……!?
大胆不敵な女と冷静沈着な男。
計五回、約十二年にわたる戦いの始まりは、
まるで恋の駆け引きのようだった――
東村アキコが描く本気の大河ロマン。
女・上杉謙信一代記、胸熱くなる最新第7集!
【編集担当からのおすすめ情報】
『かくかくしかじか』『海月姫』『東京タラレバ娘』等、常に漫画界のトップを爆走する東村アキコの新境地!
最新第7集では、長きにわたる武田との“川中島の戦い”、その宿命の初対決が描かれます。
そして物語は京都上洛編へ。
時の将軍・義藤とその家臣らとの出会いは、
景虎に一体何をもたらすのか――!?
権謀術数渦巻く戦国の世、
いよいよその中心へ躍り出ようとする景虎…
第7集、ご期待ください!
感想・レビュー・書評
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真田丸もそうだったけど、知ってるところが舞台だぞと思っていたら京に行ってしまって、はぁ・・・となったけども、この作品でも京に行ってしまった。
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現在の新潟県及び長野県を流れる日本一長い川として知られる信濃川。しかし、実はこのうち信濃川と呼ばれているのは新潟県域のみで、長野県を遡ると千曲川と名前が変わる。 善光寺に「大門堂」 血塗れの股を洗うたら腹の痛みも引いてきた 青苧の公益ルートである海路を使ったことは間違いない 若狭街道。通称「鯖街道」と呼ばれているこの道は、現在の小浜市から熊川宿等を経由して山道に入り京に至る道である。 桔梗の根っこは水に晒して味噌に漬ける 城と寺が「まいばすけっと」並にあるな マジのアカデミック(学究的)取材旅行‼︎
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善光寺が女性に開かれた寺だったとは知らなかった。
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前半は景虎(上杉謙信)と晴信(武田信玄)の第一次川中島の戦いまで、後半は景虎が京に上り、幕府を追われた足利家とコンタクトするまでを描く。
謙信は実は女だったという設定で描かれているから、歴史ものとは言っても歴史ファンタジーになるのかと思っていたら、史実をきちんと押さえてあって、案外骨太の歴史ロマンになってきた。いろんなキャラは出てくるけれど、脚色してある部分も、「謙信が女」説が正しいとしたら、実際にこんなことがあったはずだ、という範囲を大きく逸脱していないように思う。
でも、東村先生のこれまでの読者層がこういう本格的歴史ロマンが好きかって言われると、どうなのかな。先生もその点ずいぶん苦労しているようでございます。特に上京編ではお公家の美男子をこれでもかってくらい投入。
人物像は表情の一つ一つまで丁寧に描きこまれている。こういうところは歴史ロマンだからこそ凄みがでてくるところ。 -
謙信女性説に史実を上手く組み合わせていて、かなり読ませる内容で満足度高し。結局上京は叶わなかったと思っていたけど、それは最晩年の話か。京都編も楽しそう。
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シロが男らしくなってきて、おおってなった。
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面白かった!キュンキュン展開になりそうな予感。