こころのナース夜野さん (1) (BIG SPIRITS COMICS)

著者 :
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本棚登録 : 249
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098604760

作品紹介・あらすじ

心の痛みと向き合う、精神科ナースの物語

前作『精神科ナースになったわけ』が話題を呼んだ
著者の最新意欲作!

虫歯ができたら歯医者に行くように、
心の病気にかかった人のために「精神科」がある。
でも「心の病気」ってなんだろう?

患者さんが“本来のその人になっていく”、
その小さなお手伝いをするのが看護師の仕事だ。
彼の、彼女の、「こころ」の痛みに耳をかたむける――
ささやかだけれど切実な、精神科ナースの物語。


※本作は、医療者・患者さんへの取材に基づいたフィクション作品です。
医療監修は、精神科医・医学博士の山登敬之先生にご協力いただいています。

【編集担当からのおすすめ情報】
生きたいから、自分の身体を傷つける。
心が壊れるのを防ぐために、幻覚や幻聴が現れることもある。

精神科で患者さんたちの「心の痛み」「孤独」「生きづらさ」と向き合う
ナースと患者さんとの対話は、我々の日常の延長上にあります。
私たちのすぐ隣にいる、彼、彼女の物語です。

感想・レビュー・書評

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  • 癒やされます。

    心の病気だろうが、体の病気だろうが、その人自身を見るということが大切なんだね。

    ほんわかした絵が、やわらかい。

    ーー死のうとしている時 360度ある視界が 3度ぐらいになってる。 いつものその人じゃなくなってるんだ。それが“心の病気”ってこと…いつもの自分のまま死ねないとしたら、それは…人生がもったいないな。ーー

    「今は、ひとまず…酒木さんが生きててよかったです。」

    「手首は切っても痛くない。熱い。切るとぬるい血がスーッと垂れてきて、生きてるって感じがする。」

    ーーそっか~死にたくて切ってるわけじゃない。生きたいんだ。そんなにも。ーー




  • ほっとする一冊です。

    心の病気は誰にでもなりうるもの。
    その時に周りがどう支えてあげられるか、、

    漫画なので気軽に読めるのもいいなと思いました
    (*´ `*)

  • すごい勉強になる。
    悩みをキャラ化する。は活用してみよう。

  • こんな風に医療スタッフや社会だったから、自分らしく生きていくことに繋がっていくのではないだろうか。

  • 726.1||Mi97

  • 「虫駆除業者」という体で行くのはどうでしょうか 当時は自覚してなかったけど自殺の練習をしていました 死のうとしている時_360度ある視界が_3度くらいになっている。 手首は切っても痛くない。熱い。 「ボーダー(境界性人格障害)」って顔でなる病気っすよね。何故か目が大きくて可愛い子が多い…百田くん、君は一生研修していてください。 ニコイチ(他人にも二人で一人の関係を求める) 悩みをキャラ化する 生と死の境目 今_この世にいる人にもいない人に対しても、自分の本当の気持ちは、いつもすごくシンプルなんだ。 「話し尽くしたね」って時に、ポンと深い悩みが出てきたりするんですよ。 他人とのやりとりの中で言葉が生まれ、等身大の自分が見えてくる。

  • 主人公の性格がちっちゃすぎて、スタートがこれじゃいつまでも成長できないのでは…、と思った。
    先輩のクソみたいな言葉に感心してるのも…。
    自分がやりたい時だけ来るボランティアをディスっているような発言がある。
    いいじゃん、ボランティアなんだから。自分は仕事休みの日それできんのかよ。毎日やってほしいなら金払って人雇え。やりたい時だけでもやってくれたら嬉しいと何故考えられないのか。そうやって気軽にやってもらえる空気を作ればボランティアも増えるのに。やりたいからやる、それがボランティアなんだよ。勘違いが多すぎる。

    かつての日雇い労働者を明らかに下に見ていたり。
    若い頃ランドマークタワー建てたの凄いじゃん?あんたにできんの?そして今居酒屋でまったり酒飲んでる、良い人生じゃん。

    視野が狭く差別と偏見に満ちていて、とても良い話になりそうにない。

  • 大人の精神科のナースからみたお客さまたちの話です。

    2022/01/05 更新

  • こういう看護師さん達が本当にいたらいいなぁとは思うけど、現実はもっとドライで外来は流れ作業的だと思う。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ、東京在住。2014年に「あたふた研修医やってます」(KADOKAWA)でデビュー。
主な著書に『こころのナース夜野さん』( 小学館 )、『私だけ年を取っているみたいだ。 ヤングケアラーの再生日記』(文藝春秋)、『男との付き合い方がわからない』(大和書房)、『精神科ナースになったわけ』(イースト・プレス)、『32歳で初期乳がん、全然受け入れてません』(竹書房) 、『まどか26歳、研修医やってます!』、『コミュ障は治らなくても大丈夫』(KADOKAWA)等。

「2023年 『僕は春をひさぐ~女風セラピストの日常~(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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