ぽんこつポン子 (3) (ビッグコミックス)

著者 :
  • 小学館サービス
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本棚登録 : 79
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098604852

作品紹介・あらすじ

絶好調!ポン子と思いっきり夏を楽しむ!!

「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中!

夏休みを迎えた孫娘ゆうなも
一緒に暮らすことになり、どんどん賑やかになっていく
吉岡の周辺ですが!?

海に花火に…そしてクジラ!
ポン子がいれば、毎日が楽しすぎます。

読めば読むほど、日坂町の魅力と
ポン子のキュートな可愛らしさを味わえる!
大好評メイドロボットコメディー、第3集登場!!

【編集担当からのおすすめ情報】
単行本第2集では、手塚治虫先生の娘である手塚るみ子さんより「手塚治虫が『鉄腕アトム』の物語に込めたメッセージが今このポン子に継承されてるんだと思えて、それはとても嬉しいことでした」と帯コメントを寄せてくださいました! 手塚るみ子氏のコメントに矢寺先生は大変感激されていて、ますます執筆意欲が増しておられます。毎話、驚きと笑いと感動が詰まっている本作、ぜひご一読ください!!

感想・レビュー・書評

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  • 夏の空気、匂いを存分に楽しめる一冊。

    都会っ子・ゆうなの変化を追いかけていく巻になるのだが、この描き方がじつに好もしくて良い。

    ゲンジはゆうなに物申したい事が沢山あるのだろうが、グッと飲み込んで本人の気付きに委ねる様子が本当に良いじいじである。

    20話の「いろんなにおい…いろんな音…」や好き嫌いしていたトマトとか焼き魚を「おいしい!おいしい!」と食べる様子や、流れ星とか花火の映像、あとは海水浴かな?五感を通して変化をみせるゆうなのドキュメンタリーがとても爽やか溌剌としていて素敵。

    一方で、ポン子と姉子が邂逅する23話は本作が醸す無常感を読者に呼び覚まさせ、決して甘いだけではない。


    HIKARIちゃんがむっちりかわいい。


    1刷
    2021.7.14

  • 今巻は、孫娘のゆうなが加わったことで、ポン子や吉岡の新たな一面や魅力を出しているのは、いいと思います。ポン子の泣き真似、面白かったです。

    都会っ子が、田舎ならではの良さに気付くことで、ポン子や吉岡への接し方も変わってきたり、性格がやわらかくなっていく様子は、読んでて微笑ましく感じました。

    そして、ポン子のロボットだけど、ロボットには見えないような瞬間、吉岡の、過去を顧みることで、哀愁と今ならではの幸せを実感できるのもいいと思います。

    ただ、2巻から思っていることですが、話によって、面白さに差があるのではないかと思っています。

    サブキャラを多く登場させて、にぎやかで楽しい感じにしたいのは分かるのですが、メインキャラ以外の個性が薄いため、ときおり、誰をメインにして、何を訴えたい話なのかが分かりづらく、本来のポン子と吉岡の主題が見えづらくなっているのが、もったいないかなと思います。もう少し、キャラ数を限定してもいいのでは。

  • ほんわかコメディの中に時折重いボディプローを喰らわせてくれるところは相変わらず。考察の余地が満載で、きっかけがあればたつき監督版「けものフレンズ」のような爆発が起こるかも知れない。

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