昭和天皇物語 (10) (ビッグコミックス)

  • 小学館
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本棚登録 : 194
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098613502

作品紹介・あらすじ

青年将校達が暴挙に出る!! 昭和7年5月15日――「国家改造」を達成するためには君側の奸を撃たなければならない。若き青年将校達の純粋な想いがその日、彼らを暴挙へと突き動かしていく!! 【編集担当からのおすすめ情報】 世に言う5・15事件が勃発!!この青年将校達の暴発は、此の国の進む道にどういう影響を与えるのか!?そして舞台はスイス・ジュネーブへーー国際連盟の場で、日本はどこへ向かう!?

感想・レビュー・書評

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  • 能條純一『昭和天皇物語 (10)』小学館。

    戦争への道を真っ直ぐに突き進む皇国日本。昭和7年5月15日、若き青年将校達が犬養毅を暗殺。国際連盟脱退、満州事変と一気にきな臭くなる日本国。

    いつの間にか昭和天皇の物語から日本の近代史という色合いが強くなって来た。これなら『漫画 日本の歴史』でも読んだ方がよい。

    定価750円
    ★★★

  • 段々と難しくなる。
    頭がついていけてない気がする。

  • 「話せば分かる」その声虚しく犬養毅暗殺。一方で首謀海軍将校に対する助命嘆願多数の世論状況。
    満州国の存在により列強に追い込まれ国際連盟脱退。陸軍の派閥闘争と、天皇の軍部統制力低下。
    追い込まれて行く大日本帝国。 国体はこの時点で限界にあったと見える。

  • 今回は、犬飼首相殺害される五一五事件から皇太子誕生、陸軍の内部分裂(皇道派vs.統制派)まで。

    昭和天皇の苦悩が相変わらず垣間見え、軽視もエスカレートしている。
    強いリーダーシップのためには、明確な知識とビジョン、従わせる力も重要。

    この時期の日本は、対外的な戦略ではなく、内部で問題を抱え、目線が内向きになっており、世界の現実を直視できていなかったのが、最悪な道を選択していく大きなポイントになってしまった。

  • 待望の皇太子誕生!しかし時代は確実に真っ暗な時代へ

  • 軍部が天皇を道具として利用して台頭していくなかでの天皇の苦悩...

  • 「話せば分かる」犬養首相の暗殺によって、ますます軍部の暴走は加速する。
    松岡洋右は国連に残ることを何としてもやり遂げろと昭和天皇の命令と軍部大臣との板挟み、さらに会議での諸外国からの追及。。。遂に国際連盟脱退に至る。
    そんな時期、昭和8年12月23日に念願の皇太子が誕生する。後の平成天皇である。

    日本にとってまだまだ厳しい時代が続いていく。

  • 5/15事件からいよいよ東條英機の台頭、そして国連脱退、煮詰まってきました

  • 国際連盟に残りたいのに、外国と敵対したくないのに。
    軍を止めることができない、口惜しさ。
    そして皇太子殿下の誕生。上皇陛下は大変な時にお生まれになったのね……。

  • <目次>


    <内容>
    時代は、五・一五事件から国際連盟脱退。陸軍は統制派と皇道派に分裂。昭和天皇はあのような発言をされたのか?松岡洋右はどうだったのか?今ひとつマンガは軽い気がする…

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