とりかえ・ばや (13) (フラワーコミックスアルファ)

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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098700349

感想・レビュー・書評

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  • ああ、良かった。素敵な終わり方でしたね。石蕗はあれでいいよ。あれで。吉野の宮様と五節の尚侍がうまくいくといいな。帝が、かっこよすぎる。

  • 全13巻とは思えない濃密さだったなぁ。
    最後はあっさり収まった感じもあるけど。この物語全体を通して、「平安時代の価値観だから」ということで収めてしまえる所はある。それは作品としてはある意味ずるくも感じられるんだけど、それにしたって平安時代に書かれた古典を、現代の少女漫画として描ききった作者さんはすごいとしか言えない。
    美しい物語だったし、沙羅と睡蓮の幸せな姿を見届けられて良かった。

  • 帝、どこまでもハンサムでカッコイイ♡大団円におさまったね。終わってしまって何だか寂しさを感じる。雛人形、設えながらストーリーを振り返ろうっと。

  • ついに完結。めでたしめでたしの大団円。よかったね。

  • 完結。初読み漫画家さんでしたが、帝の美しさ、凛々しさに終始ほれぼれしておりました・・・。

    帝が輿に沙羅を連れ込むシーンが一番ときめいたかも!

    「 今日より 私の女御にする 」

    すっ・・・

    て。
    きゃーーー。
    もう、現実無視のイイ男すぎて、でもそのおかげで素直にときめくことができる!

    沙羅と睡蓮をゆるすシーンは、もう少しじっくり読みたかったような気もするけど、お互いに言葉を尽くしすぎても興覚めなのかもしれないな。

    五節の尚侍もかわいらしくて好きでした。
    多くの人が幸せになるラストで、うっとりした気分のまま読了!

  • 帝が沙羅に贈った歌に、胸が締め付けられて苦しくて苦しくて涙が出た。最終巻で梅壺の株上昇。大好きな物語、何度読み返したことか。

  • 姉弟がばったり出くわして、帝が真相を知るシーンが圧巻。
    中だるみもあったが、良いお話でした。ひざびさにすばらしい漫画を読めた。
    さすが、さいとうちほ。連載が途切れないのがすごい。

  • 大団円ということで、おつかれさまでした。

    本家だと、設定は面白いのに少女漫画的に、あとがきにもありましたが、主上と結ばれるところも複雑な事情を引きずるという心情展開なので、すっきりとした読みたかったとりかえばや物語が読めました。

    美麗なイラストも相まって、毎回次巻が楽しみなシリーズでした。
    ありがとうございました。

  • ついに完結。沙羅と睡蓮が元の性に戻る辺りから辛抱たまらなくて本誌を手にしたりしましたが、そろそろ終わりそうだな〜と思ってからは、ネタバレも読まずに単行本に戻りました。ああ面白かったし、美しかった。

    最初にとり違えた性別と運命(呪い)に翻弄されてた沙羅と睡蓮が、それぞれに恋をして逞しくなってくところが少女漫画らしくて面白かったです。
    今だからこそ言えますが睡蓮の女装男子っぷりが美くて、女東宮との口付けシーンが神がかってました。沙羅は主上に愛されて恋してる時が堪らなかったです。

    最終巻ですけど、結構読み応えがあって、個人的には臣下として主上を騙していることにずっと罪の意識を持っていた沙羅と睡蓮が、主上から「そなたたちが男の形をしようと、中は沙羅双樹と睡蓮であり、それこそが尊い」とゆるされるシーンが山場の一つでした。このシーンのために読んできたなあという気がしてジンとしました。

    あと主上と夜を過ごす前に、沙羅が母・西の方に「母上も…私をよう信じて育てて下さいました」と伝えて西の方が涙するとこが好きで、読む度に貰い泣きします。沙羅と睡蓮をサポートしてくれる父母や家人たちも大好きでした。

    伏線でこれを繋げるんだなあと感心したのは、沙羅が若君を産む前にみる夢の中で、主上は沙羅と天の川を渡っていたのに対し、沙羅は主上と三途の川を渡っていたと言った事でした。大変だったけど、沙羅は主上と今生で渡れて良かったですね。

    連載当初は話題性のためか扱いがイロモノちっくだったけど、こうして綺麗に完結させられると改めて凄い作品だなあと思います。また1巻から読み直したいです。

  • ようやく全巻終了。原作とはあまりにも違っていたけど、さすがに現代の脚色付き。こちらのほうが多分好みに合ってると思う。

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