ミステリと言う勿れ (2) (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
4.28
  • (215)
  • (217)
  • (58)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 3336
感想 : 101
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098701209

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 絵文字はちょっと辛かった。

  • 2021.03. 読了

  • バスジャックの後編。犯人そうそうこの人だった、と2回目も新鮮な驚き。読んだ気がしただけで本当は読んでなかったんかな?いやいや、広島へ行って事件に巻き込まれたのは知ってる!なんで広島?あー印象派展の次の巡回地だったんだ!とまたもやほぼ忘れてた。 広島へ向かう途中で謎を解いたり、ガロくんの推薦で遺産相続に巻き込まれたり、しっかりミステリしてます!整くん自身のことがミステリ。

  • 私も整くんと同じこと思ってた!
    認知症で体は元気な人が徘徊するのを、周りが止めたり連れ戻したり部屋から出て行かないよう閉じ込めたりするでしょ日本て。
    病院や施設だと、離床センサーつけたり抑制したりする。何かあったり転んだりしたら施設の責任にされるから。
    まぁ危険を回避するためというのは分かる。
    けれど、徘徊をやめさせようとするのではなくて、好きなだけ徘徊してもいい環境においてあげたらどうなんだろうって。
    オランダに実際にそういう町があるのは知らなかったなー。
    2025年問題(団塊の世代が後期高齢者75歳以上になる)を迎えるにあたって、発想の転換も必要ではないかと思う。何となく今の高齢者対策ではどん詰まりになるような気がしてね。

    おおっと!脱線した。

    この巻もページごとにいろんな社会問題を示唆してあってまったく飽きない構成になっております。
    新幹線の中で出会った紘子さんとの手紙のイラストの解明部分はワクワクした。でもこれも日本の深刻な問題を題材にしているよね。DV、親子断絶、共依存。
    結婚式のバージンロード(名前がもう気色悪い)を何で父親と腕組んで歩くんだよっ!と私もかねがね疑問に思っていたし、自分は絶対にやらないと決めていたので、整くんの言葉に「その通り!」と膝パーカッションしっぱなしでした。

  • 今回も面白かった、、、!バスジャックの犯人の目的も連続殺人の犯人も全く予想出来ませんでした、、、ガロくん、また出てきてくれる事を密かに期待します、腕を家に送りつけられたのにも関わらずガロくんを気になっていると言っていた整くん強メンタルですね、、、舞台が広島の3巻も楽しみです!

  • ここまでマンガアプリで読んだ。
    ガロはいずれまた姿を見せてくれそうなイケメンぶりだが、いとこ兄弟も愛しくていい。
    広島が物語の舞台になってキュンキュンする。方言指導は佐々木望なのだそうで。

  • 印象派展を観に行こうと、停まっていたバスに飛び乗った久能くん。
    ところがそのバスがバスジャックにあって、他の乗客たちと一緒に不気味な館へと連れて来られる。
    犯人たちの目的とは。

    バスに乗り合わせた人々が抱えるモノを、また淡々と久能くんが解き放っていく。
    相手を読み切っているのか、怖いモノ知らずなのか、マイペースな久能くんにヒヤヒヤ。
    見方というのは一つでは無いんだな。
    そして、久能くんの過去がチラリとかすめる。
    彼の抱えるものとは。

  • 面白い。
    事件は起こるし謎も解くけど、本質的には人々の心の傷や動機の物語なのだと、現時点では解釈しました。
    1巻でも書いたように整くんの視点は凄くフラットで(ところどころ思わせぶりな闇が見え隠れしていますが)、そのフラットさが人の心に触れるとき、意外と土足で上がり込む感じにならなくて、心地良いのが気に入っています。
    手紙の回は間をつなぐ話でもあるわけですが、個人的にすごく怖くて震えながら読みました。ありがちな話だと思ったのに、なぜあんなに怖かったんだろう。
    こういう謎と変人の出てくるシリーズでは、変人が謎や悪に執念を持っていたり妙なポリシーに突き動かされたりしているイメージがあるのですが、整くんからはあまりそういった動機を感じず、それがとても不思議な読後感を与えてくれます。
    この物語がどこへ向かっているのか気になります。

  • 家に遊びに来て欲しいって誘った人からあんな贈り物が届いたらトラウマになると思う。

  • 我路くん。最初に漢字を知ったときはかっこよすぎて鳥肌たったな。

    犬堂家の人たちがみんないい人でよかったー。
    バスの運転手さんサイコパスすぎて怖すぎです。

    今回は外国の考え方も取り入れてて、日本もそうだったらいいのになって考えがたくさんでおもしろかった。

全101件中 41 - 50件を表示

田村由美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×