村上朝日堂 はいほー! (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101001401

感想・レビュー・書評

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  • 再読。実家から持って帰ってきた本の一冊。
    やっぱりおもしろい!
    特に「わり食う山羊座」はそうだ!そうだ!!と共感します。
    そして今でも通用する話も出てくる。
    楽しい時間でした。

  • 1983年から88年ごろの村上さんのエッセイ集。
    「遠い太鼓」で取り上げられていた「ヨーロッパ移住する前に1年分まとめて書かされた原稿」というのは、このエッセイ(の一部)だったことがわかります。
    何か心に残るものがあるか、というと、特にないのですけど、それでも、村上さんの洞察がひかる、気楽に読めるエッセイです。

  • 村上春樹は長編小説いくつか読んだことがあったが、エッセイは初めてでした。
    エッセイなのですぐ展開から結論がありさくさく読め、村上春樹を身近に感じられました。前半(全て)と、無人島の辞書、「狭い日本・明るい家庭」が面白かったです。

  • おもしろかった!最後の貧乏の話、真夏の午後に喫茶店に入ってアイスコーヒーが飲みたくても、女房と二人で「我慢しようぜ」と励ましあってやっとの思いで家にたどりついて麦茶をごくごくと飲む....とっても素敵でした。

  • 面白い!

  • 日本に帰ったばかりということで、いつもより辛辣。でも、やっぱりいい。

  • 村上春樹はエッセイもおもしろい!

  • まるで、一緒にコーヒーを飲みながら話しているような気分になれるエッセイ。平凡で面白くて深い。今まで読んだ村上春樹さんのエッセイで一番好きだ。自分の世界と他人の世界に濃い境界線を引き、そして自分の世界を眺めるもう一つの世界がある。
    オペラの話なんかはあまり身近に感じられなかったけれど、その他の話は平凡なものが多い。それなのに、村上春樹さんてその平凡に絶妙な味付けをしている。すごいなー!ものすごく高い言語感覚を持っていて、小説もエッセイも村上春樹さんのワールドに迷い込める。
    村上春樹さんの本から遠ざかっていたから、またいっぱい読み込もうと思った。
    それから、うさぎ亭のコロッケ定食を食べたい!

  • 村上朝日堂→逆襲とエッセーを読んだ次にこの本を読んだが、春樹さんの文章に迫力感が増していた。
    春樹さんも年々、作家として成長してるんだなーって思った。

    "僕がこのエッセイでやろうとしているのは、僕を取り囲む状況を少しなりとも正確に文章化してみようという事である。リアルに、クールに。うまくいくかどうかはわからないにせよ。”

  • 再読。
    薄くとも内容は濃い。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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