モオツァルト・無常という事 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101007045

感想・レビュー・書評

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  • 未読

  • 難しい。なかなか理解できないー。
    しかし奥が深くてさすがに面白い。

  • 「無常という事」が高校の国語の教科書に載っていて、
    読んだその時の感動ったら・・・。
    家に帰って父に「この文章すごくいいよ!」って
    自慢したら、父の本棚に小林秀雄の全集がありました。
    文学に興味がなかったあの頃は気がつかなかった・・・。

  •  振り返ると小学生の時分から濫読に次ぐ濫読を繰り返して今日に至っている。本を読まなかった時期は古本屋を立ち上げてからのこと。やはり、読み物から売り物に変わってしまったことが大きい。いつ手元から巣立ってゆくかわからぬ本を読む気にはなれなかった。

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  • 小難しい日本語なのに、何故か心地よい。
    日本人でよかったと、時たま心に刻みたくなるような一節があちらこちらと転がっていて大好き。かっこいい。むしろバイブル。

  • 西行についての本を片っ端から読もうと決めて、手に取った本。
    『西行』だけを読むつもりが、すっかり読みふけってしまいました。
    受験生の時は鬼門だった小林秀雄が、かくも心に沁みるものかと、驚きのあまり泣けてくるほど。
    絶品の日本語だと思います。

  •  2008年115冊目。

  • 最大の批評家。愛ある批評。

  • 第8回講座/参考文献


  • 考えるヒントの小林秀雄。
    色々と勉強になった。
    特に Mozart = tristesse これにはとても賛成できる。
    天才っていうのは常にどこか様子がおかしかったりするものです。
    そして常に見えない悲しみの中にいます。

    時々飽きてくるところもあったけど、その他の「当麻」、「徒然草」、「無常という事」、「西行」、「実朝」、「平家物語」、「蘇我馬子の墓」もよかったよ。
    沢山勉強しないと書けないよね、こういうのは。

    作者がちょっとだけ麻生太郎に似てると思うのは私だけですか?

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著者プロフィール

小林秀雄
一九〇二(明治三五)年、東京生まれ。文芸評論家。東京帝国大学仏文科卒業。二九(昭和四)年、雑誌『改造』の懸賞評論に「様々なる意匠」が二席入選し、批評活動に入る。第二次大戦中は古典に関する随想を執筆。七七年、大作『本居宣長』(日本文学大賞)を刊行。その他の著書に『無常といふ事』『モオツァルト』『ゴッホの手紙』『近代絵画』(野間文芸賞)など。六七年、文化勲章受章。八三(昭和五八)年、死去。

「2022年 『戦争について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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