僕は人生についてこんなふうに考えている (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101019222

作品紹介・あらすじ

「私の人生は私の矜りである」-人々の希望と幸福を描いてやまない作家・浅田次郎。その筆致は、いつも読者に「こんな生き方もある」と語りかけている。多彩な作品群から著者の人生観があふれる文章を「生きる力の養い方」「勝ち運の極意」「才能を磨く方法」など11のテーマに分けて精選。浅田文学を一望し、「自分の人生」に誇りを持つための157の言葉。生きる勇気の湧く一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 浅田次郎が執筆した作品でははいけれど
    浅田次郎くくりで買って後悔してしまった初めての作品・・・。

  • 人には人の器量がある。「足るを知る」がいい例であるが、一番は浅田先生の「自分好みを作る」ことかもしれない。楽しく、嬉しく人生にするためには自分を知り、好きな事だけできれば一番だ。

  • 過去作品の中から主として登場人物に語らせている作家の人生観を抽出したもの。死生観や恋愛観はさほどの重みはないが男の矜持、器量や品格、勝負観など大人の道徳読み物としてためになった。

  • BEST OF 浅田次郎と言った趣

  • 浅田次郎の小説やエッセーの中に散りばめられてた、人生観や幸福、運・不運などを語ったフレーズ、一場面をひたすら集めたアンソロジー。それにしても、ほとんど忘れてるなあ。

  • 浅田次郎の考え方にはただただ感心してしまう。真っ直ぐで前向きで。読むと胸を張って生きようと思う。プリズンホテルと王妃の館、読み直そうかな。

  • 人生ってこういうものだな、と、自分の中で思っていても言葉にできない考えや思いが的確に言語化されてあちこちにちりばめられているので、人生、生きることの本質に触れている気持ちになります。

    浅田次郎の人生観、すきだなあ。
    だから、それが存分に反映された浅田文学が好きなんだろうなあ。

    もっともっと浅田次郎の本を読みたいなと。強く思いました。

  • 著者の過去の作品から各テーマに関する部分の抜粋、引用集。その割には引用されている著作も限られているように感じられ、またその引用箇所もその長さもまちまちで、伝えたい事がしっかり検討されているとは残念ながら感じられなかった。

  • ―――「私の人生は私の矜りである」―人々の希望と幸福を描いてやまない作家・浅田次郎。その筆致は、いつも読者に「こんな生き方もある」と語りかけている。多彩な作品群から著者の人生観があふれる文章を「生きる力の養い方」「勝ち運の極意」「才能を磨く方法」など11のテーマに分けて精選。浅田文学を一望し、「自分の人生」に誇りを持つための157の言葉。生きる勇気の湧く一冊。

    浅田次郎の作品から文章を抜き出したアンソロジー
    星が3つなのは、アンソロジーだからで
    決して面白くないとか、そういう事ではない

    何度も何度も読み返したい一冊
    特に「真の努力をした者は己の努力の至らなさを知る。」の一文には
    稲妻のような衝撃を受けました

  • 浅田次郎の説教的な論調、人生論が好きな人ならお勧め。但し浅田次郎の代表作をある程度読破してからがよろしいかと思います。

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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