朱く照る丘 ―ソナンと空人4― (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.67
  • (9)
  • (19)
  • (17)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 183
感想 : 19
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101023342

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 誰も書いてないから私の勘違いかもしれないが‥
    空人は色の見分けがつかなくて4の姫と7の姫を間違えたのにナーゲンの部屋で出会ったオッドアイの男の目をそれぞれの姫が着ていた服と同じ色の目と表現していて???となった。
    色盲かと思っていたけどトコシュヌコでは水色も青も青としか表現しない。細かい色の名前を持っていなかったというのが本当だったのかな。何度も空人には色の違いがわからないというセリフが出てきていたのでなんかもやもやした。

  • 後半が特に良く言えばテンポが良い、悪く言えばあらすじ読んでる様なバタバタ感

    そして弓貴は日本やイスラム系位、女性は表に出ないイメージだったのに、イキナリ外交も護身術も何でもござれの七の姫のチート感

    弓貴に帰ってからラスト迄は、淡々としたスタンスがこの作家さんらしいけど、もうちょっと詳しく描いて欲しかったかな。

  • 死ぬの!え、死んじゃうの?と思ったけど
    ラストのページにそうではないことが書かれていて一安心。
    でも、なんかこーちょっと中途半端な気がしてもったいない!

  • ヨナルアさん、穏やかに余生を過ごせてたらいいな。

  • 4/4
    まさかの不時着

  • 弓貴とトコシュヌコの対照的な2つの国について、ソナンの視線で比較する。

    祖国を逃げ出したソナンの心情には、理解しにくいところもあるけれど、最後まで自分の気持ちに正直に生きる姿が、周りに受け入れられたということだろう。

全19件中 11 - 19件を表示

著者プロフィール

1963年広島県生まれ。鳥取大学農学部卒業。91年に日本ファンタジーノベル大賞に応募した『リフレイン』が最終候補となり、作家デビュー。98年、『ヤンのいた島』で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。骨太な人間ドラマで魅せるファンタジーや、日常のひだを的確に切り取るミステリーなど、様々な世界を展開している。その他の著作に『瞳の中の大河』『黄金の王 白銀の王』『あやまち』『タソガレ』『ディーセント・ワーク・ガーディアン』『猫が足りない』「ソナンと空人」シリーズなど多数。

「2023年 『旅する通り雨』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沢村凜の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×