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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101024042
感想・レビュー・書評
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太宰の自死に関する安吾から追悼の随想。太宰を常識人だと語る安吾の文章からは彼の人間的な部分もよく伝わる、と同時に安吾の人の良さもよくわかる。どちらもすごく魅力的な人間たちだなぁ。
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愛すべき友よ、この時代よ。
坂口安吾の太宰治論が読みたくて手に取った。しかし、それ以上に「恋愛論」などその他のエッセイを楽しんだ。座談会は、実は最近色々なところで読んだものだったけれど、これをへべれけでやっていたかと思うと面白い。文豪たちの交友に思いを馳せる。 -
とても面白く読みました。時代は古いですが今でも通用するところやしないところなど。昔に堕落論を読んで坂口安吾を忘れていましたが十何年ぶりに著者の作品を読んで
落語好きの私としては今は亡き談志師匠とだぶる所がありとても面白かったです。
最後の荻野アンナさんの解説も愛があってよかったです。