日本人の神 (新潮文庫 お 11-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101036021

感想・レビュー・書評

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  • 日本人が漠然と感じている神さまたちのことを、ああ、そうだったのかと、理解、納得させてくれる本。日本人が信じている「神さま」や「仏さま」がどのようなものか、どのように日本に根付き変わっていったかが書かれている。

    Ⅵ章はタミル語関連の話。私のような一般人には興味がなくまた理解できなかった。

  • 日本語の「神」は文字としてどう定義されるか?

    それを調べるには大変な労力を要し・・・。

    神を歴史背景から、「キリスト教以前」・「仏教徒の関係」・「仏教以前」と一通りの説明を果たし。

    文明とは何ぞや?という切り口から「言葉の発音」と「それらの行動原理」が一致する物を選定しておられます。

    日本の神に対するルーツを描く一つの決定打となる一冊かも。

著者プロフィール

1919-2008年。東京生まれ。国語学者。著書に『日本語の起源 新版』『日本語練習帳』『日本語と私』『日本語の年輪』『係り結びの研究』『日本語の形成』他。編著に『岩波古語辞典』『古典基礎語辞典』他。

「2015年 『日本語と私』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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