- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101050300
感想・レビュー・書評
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p.2008/8/31
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映像で見る三島のあの声を重ねながら読むと、味わいがより引き立つ気がする。
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オラの理解力では6割キャッチアップがギリかな。いろいろと唸らせる文章が多かったです。特に日本文学小史が白眉だったわ。
古事記,万葉集,古今和歌集ってやっぱすごいのね。読み解くのはオレには無理なのが情けない
「日本人は多分,このような自己放棄と出世主義という自己保全や野心とを,ごちゃまぜにして同時に遂行する民族なのであろう。そしてその果てには,必ず幻滅と復古が待っているのである」
なんか近い未来にありそうな風景?
三島の評論系も面白い! -
資料番号:010679876
請求記号:Fミシマ -
太宰治の悪口を、堂々といっていて、気にしすぎている点が、三島氏らしかった。
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9/13 読了。
「小説家の休暇」はもちろんのこと、「私の小説の方法」「日本文学小史」が特に興味深く読めた。「日本文学小史」の古今集の章で花という言葉について考察している部分、まったくおんなじことを誰かの論文で読んだ記憶。三島の炯眼に改めて驚く。太宰の顔が嫌いとか言い出したのは笑った。 -
2010/7/11大学の書店で購入
文句なしに★5つ。 -
作家の日記。
三島は難しいと考えている人には取っ掛かりとしてお勧めの一冊。
語り口が自然で、職人としての作家の姿を垣間見られる。 -
三島由紀夫の創作に対する考えだとか、日記だとか、作家自身について知ることが出来る。潮騒執筆の裏話なんかも読める。