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- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101050317
感想・レビュー・書評
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「スタア」に見る偶像崇拝論、若しくは生き神としての生身。
三島作品全体に見られる「緩やかな死」の空気が、短編ゆえに顕著に見て取れる。
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『孔雀』が凄く好き。
三島由紀夫特有の匂いが感じられ、何より美しい。 -
どろっどろ。
『獅子』の繁子に対する周囲のあの侮蔑はなんだ。ラストは寧ろ爽快。
『殉教』は、抑圧され、暗喩に塗れた表現がエロティック。
『スタア』の、ある表現が絶妙すぎて、そこばっか暗記できるくらい読み返した。
彼の書き出す婉曲な官能表現はほんと無二ですね。
「軽王子と衣通姫」「殉教」「獅子」「毒薬の社会的効用について」「急停車」「スタア」「三熊野詣」「孔雀」「仲間」収録-
ご丁寧にコメントありがとうございました^^
三島作品。何を読めばいいのか分からずに後回しにしてました。
ですが79kaさんの提案のおかげで差...ご丁寧にコメントありがとうございました^^
三島作品。何を読めばいいのか分からずに後回しにしてました。
ですが79kaさんの提案のおかげで差し当たって『殉教』を読んでみようと思います!
※全然お節介じゃないですよ!
人から薦められて本を読むのが好きなので(笑)2010/06/22
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短編。
読みやすい。
異類をテーマにしています。
そのためか不可思議・幻想的な作品が多い。
というかほぼ全てそう。
最後の「仲間」は一番短いですが、一番読了後に振れる感情の幅が大きかった。
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表題作がとてもすき。美少年同士のサド・マゾ的関係性がたまりません