- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101074016
感想・レビュー・書評
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文語体にギブアップ 勉強しなおして再チャレンジします
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自分の理想を他人に押し付けちゃいけないな、とあらためて感じた。貫一も宮も、自分が作り出した理想の恋人に恋しているのであって、本人のあるがままを受け入れる器量がなかったんだなと。たぶんこの二人が結婚したとしても何かしら不満が噴出して、「こんなはずじゃなかったのに」ってお互いのせいにしていたんじゃないかな。つい無い物ねだりしてしまう人間の欲深さ。側から見れば愚かだけど、理屈ばかりでは片付けられないものもあるから人生は難しいなと思う。
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文章がイマイチ過ぎて入ってこない
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うーん、、、ですな、こりゃ。
多少先入観はあるんだろうけど、何だかあまりに"演歌"的で苦笑で紛らわす他ないなぁ。昔読んだ時もそう思ったんだろうか、全然覚えていないけど。
そりゃ漱石は本作ではなく『破戒』を推しますわなぁ。
ともかく文学の時代性を感じさせてくれる作品ではあります。 -
図書館にて。
昭和の名作といわれてる本だけど、ぶっちゃけ昼ドラじゃーん。
どの登場人物もいやな感じだし、文章がいちいち大げさ。
みんな、もっと冷静にならないとさー。
最後はもう、飛ばし読みをしてしまったよ。
娯楽としてもテンション高すぎ。 -
熱海に行くたびにお目にかかっていたので一度は読んで見ないとと思っていた作品。
なんだか出てくる女の人がみんなそれはないだろうっていう位ヒステリーで・・・当時の女性観なのだろうと思うとちょっと切なくなる。女性が権限を持ち始めた時代だからなのかな・・・