双頭の鷲〈下〉 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (602ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101125329

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  • 中世フランスの将軍、ベルトラン・デュ・ゲクランの半生(てか回想的に前半生も綴られるので一生か)と周囲の人物を描いた歴史小説の下巻。上巻の勢いのまま最終章まで英雄譚として突っ走るのかと思いきやさにあらず。上下巻の長編ですが、読んで損なしです。

  • 9月29日購入。10月2日読了。エマニュエルかっちょいいよ…。

  • 上の興奮そのままに、デュ・ゲクランという稀代の逸物、本当に愛します。

  • ゲクランの妻の死、ゲクランの死、そしてシャルルの死。一時は絶頂に立ちながら運命の歯車が狂っていくさまが悲しい。
    当時の歴史について調べたくなること請け合いの一作。

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著者プロフィール

佐藤賢一
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年「ジャガーになった男」で第6回小説すばる新人賞を受賞。98年東北大学大学院文学研究科を満期単位取得し、作家業に専念。99年『王妃の離婚』(集英社)で第121回直木賞を、14年『小説フランス革命』(集英社/全12巻)で第68回毎日出版文化賞特別賞を、2020年『ナポレオン』(集英社/全3巻)で第24回司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『カエサルを撃て』『剣闘士スパルタクス』『ハンニバル戦争』のローマ三部作、モハメド・アリの生涯を描いた『ファイト』(以上、中央公論新社)、『傭兵ピエール』『カルチェ・ラタン』(集英社)、『二人のガスコン』『ジャンヌ・ダルクまたはロメ』『黒王妃』(講談社)、『黒い悪魔』『褐色の文豪』『象牙色の賢者』『ラ・ミッション』(文藝春秋)、『カポネ』『ペリー』(角川書店)、『女信長』(新潮社)、『かの名はポンパドール』(世界文化社)などがある。

「2023年 『チャンバラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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