剣客商売〈11〉勝負 (新潮文庫)

著者 : 池波正太郎
  • 新潮社 (1994年5月1日発売)
3.86
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101156699

剣客商売〈11〉勝負 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ひさしぶりに読む池波正太郎。
    秋山小兵衛に 待望の 孫が生まれた。
    好々爺らしい雰囲気でありながら、
    昔の弟子、同じ門下のもの、そして 知り合いたちが
    それぞれの人生を歩み。
    小兵衛が その極地を知らしめる。

    人が落ちぶれるということは、
    わずかな踏み外しによるものだが、
    そのきっかけが 何ともいとおしい。
    小兵衛は そのことに想いを寄せる。

    それにしても おはる はなんと器量よし なんだろう。

  • 秋山父子の必殺の剣を存分に躍動させて事を解決していくお話ではなく、この巻に集められているような秋山父子の人としての物事の捉え方や対処の仕方を描くお話達の方が、剣客商売というシリーズを代表するという気がしてならない。我々読者は秋山父子の超人的でかつ天才的な剣の冴えも見たいが、彼らの人としての行いをこそ見たい。そして、その行いを見て、これこそが人の道だと感銘を受けたいのだと思う。

  • ひたすら面白い

  • とうとう子供が生まれます!!その名も小太郎。
    顔立ちは三冬・大治郎の両方に似て整っているけれど、小柄なのが気に入らないと小兵衛。しかし生まれてからはすっかり爺馬鹿となっている小兵衛がなんだか可愛い。
    本編のメインは立会いを挑まれた大治郎の章から始まって、変わらず興味深い短編が続いていきます。
    他の時代物を見ると、改めて味わい深さや描写の細やかさを感じずにはいられない。

  • 前回の作品のスケールが大きかった反動がきたのか、
    第十一作目は地味な印象があり。

    それでも剣客親子の強さ、剣の冴えは相変わらずだし、
    小兵衛の40歳年下でおっとりとした可愛らしい性格の妻、
    おはるの料理上手の包丁の冴えも相変わらずだ。

    この巻で大治郎に子息が誕生。
    名前は、祖父である小兵衛が、旧友の
    松崎助右衛門に相談した結果、「小太郎」と決まった。
    鯉太郎とか鯛之助じゃなくて良かった。

  • 95年6刷本

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