MOTHER: TheOriginalStory (新潮文庫 く 16-1)

著者 :
  • 新潮社
3.67
  • (31)
  • (32)
  • (65)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 320
感想 : 30
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101166117

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • このゲームってノベルになってたんだと懐かしくなって購入。これはこれで面白いと思います。

  • かの名作の誉れ高きRPG,エンディングまで泣いてはいけないゲーム、『MOTHER』の小説版。

    自分はゲーム版のマザーをプレイした事がないんですけど、原作を知らなくてもこの小説は面白かったです。

    大筋はおそらくゲーム版と同じ展開だと思うんですけど、主人公をゲーム版の『男の子』ではなく、パーティメンバーの『女の子』にしたところが、良いです。

    文体も柔らかく、女の子アナの恋心が微笑ましくてね…うーん、まるでマジカントのように甘ったるいw

  • 15年以上振りに再読しました。これはゲームのノベライズというだけでなく、ジュブナイルの名作として読み継がれるべき名作でしょう。
    冒険を乗り越えて成長していき、男の子と女の子が少年と少女になる描写がいいです。各キャラクターへの味付けも素敵で、特にケンのガサツで短気なんだけどシャイで不器用な優しさを持つ姿が愛らしいです。
    少女視点で描かれている為、辛辣な部分も出てくるのですが、くどくなくサラリと書かれているので読後感も爽やかです。

  • 大学時代の読了本。

    原作のゲームをしたことはないのだけれど、この小説はお気に入りだ。

    敵キャラも、あんまり憎めないキャラクターなので、好きだった。

  • アナ視点。
    この作者の文体が好き。

    このゲームのテレポート失敗して黒こげになるのが好きでしたー

  • FCゲーム「MOTHER」の小説版だけど、
    どっちかって言えば大人向けかもしれない。

    童話ライクなゆったりな語り口とは裏腹に、
    割とシビアだったり重い描写とかもあったり。

    やんちゃでちょっとワガママな主人公のケンが、
    旅の中で成長してオトコマエになっているラストが好き。

    読んだあと、満足のため息がもれる本。

  • アナザーストーリーとしてとらえた方が無難かも。

  • 絶版時に中古で購入したが、そんなにがんばる必要もなかった。描写が意外にグロテスク。

  • 13年越しに復活したMOTHERシリーズ。そのノベライズです。独自設定が追加されていて、ゲームとはまた違ったMOTHERが楽しめます。
    癖のある文体(ヒロインの一人称)ですが、Fanならば必ず読んでおきたい一冊です。

  • アナ視点がよかった。ケンアナにめざめさせてくれた本。でもアナの扱いが少々ひどかったような気がする。

全30件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1959年、岩手県盛岡市生まれ。上智大学在学中に作家デビュー。フィクション、ノンフィクションを問わずさまざまなジャンルの作品を手がけ、ゲームやコミックのノベライズなどもおこなう。おもな著作に「プリンセス・ストーリーズ」シリーズ(角川つばさ文庫)、『丘の家のミッキー』(集英社)など多数。公式サイト「久美蔵」http://kumikura.jp/

「2019年 『プリンセス・ストーリーズ 赤ずきんと狼王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

久美沙織の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×