MOTHER: TheOriginalStory (新潮文庫 く 16-1)
- 新潮社 (1989年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101166117
作品紹介・あらすじ
やっぱりあたしがついててあげなくっちゃ-不思議な力を持つ少女アナは、スポーツ万能のケン、天才科学少年のロイドといっしょに、地球の危機を救う闘いに立ち上がる。マジカントの国の女王、クィーン・マリーの助力を得るため、世界中に散らばった八つのメロディを探す三人に、宇宙人の魔手が忍び寄る。恐るべき敵の正体とは?糸井重里入魂の超大型RPGを完全小説化。
感想・レビュー・書評
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「アナの視点で描かれたMOTHER」というのが面白い。
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実はMOTHERやったことない。
筋はともかく感情はオリジナルなんだと思う。
「もう!男の子ったら仕方ないんだから」「ちぇっ。女の子なんて」みたいなのが延々と続いていて古臭さにうんざりする。
1989ってこんなに昔なのか。
キャラクター設定や文体のノリの古さがドラクエっぽい気がする。
ドラクエもやったことないけど。
「2」のゲームはやったけどあれで嫌な感じはしなかったから、このシナリオが合わないんだとは思うけど、キャラクターにまったく魅力がない。
「2」だったら読めるだろうか。怖いもの見たさで試してみたい。
文章も変なところがちょこちょこある。
「ファンタシー」という表記がものすごく気になる。 -
実在のRPGゲームの話です。
三人組がギーグと言う悪者に立ち向かい町を救う話なんですが、それぞれの感情があって、恋愛要素もあり、面白いです。
感動的なシーンもいくつかあります。
悪が悪になってしまった経緯や原因、そこには複雑な事情があり、悲しい事実もあったりします。
思い出に残る作品です。 -
ゲームとは違くアナ視点でのアナザーストーリ的内容。とは言ってもマザーの世界観は味わえる。もう一度ファミコン盤マザーがやりたくなる事受け合い!
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「泣ける」と評判のファミコンRPG「MOTHER」のノベライズ。原作ゲームは未プレイ。あとがき曰くゲームのシナリオとはかなり違ったものらしい。ヒロイン・アナの視点で進むのだが、男の子2人に対する気持ちが年頃の女の子っぽくて良し。がさつでガキっぽいと思ったり、乙女心は理解できないと感じたり、いつのまにか大人に近づいたと不思議な気持ちになったり。変に擦れてたりしてない。モテ(笑)とかは全くない。
あとがきのゲーマーの気持ちはよく理解できた。大人になってからゲームは一日一時間以上できるようになったけど、時間を無駄にした感が半端ない。
表紙折り返しの作品紹介が懐かしい。ジュヴナイル向け作品が多々紹介されている。ファンタジーやミステリー。小野不由美、宗田理、辻真先、流星香……まだ平成が始まったばかりの頃か。 -
750.初、並、カバスレ、帯なし
2011.8/29.伊勢BF(07.12/15日登録有)
平成15年7月10日、8刷、並、帯無し