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- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101168203
作品紹介・あらすじ
父との深刻な対立、妹への運命的な愛、信仰と農民運動、エスペラントと詩、そして科学と童話…。短い生涯を懸命に生きた岩手花巻の天才・宮沢賢治の半生。近代日本の夢と苦悩、愛と絶望を乗せ夜汽車は理想郷目指してひた走る-。長年にわたる熱い思いをこめ、爆笑と感動の中に新たな賢治像を描き出した、戯曲文学の傑作。架空インタヴュー「賢治と啄木に聞く」を併せて収録する。
感想・レビュー・書評
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家庭内宗教戦争…。信仰って、理屈でどうにかなるものではないと思うが、賢治と父が繰り広げる論争的な対話シーンが好きだ。お手玉でジャッジする稲垣未亡人の様子が、なんとなくかわいらしい。設定描写が丁寧なので、情景をイメージしやすかったです。(観劇前日に予習がてら読了)
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久しぶりに戯曲を読みました。リズム感があって楽しく読めました。機会かあれば実際の舞台でも観てみたいです。一方でリズムの良さに押し流されて、主題や主張を読み取り損なったので、これではダメですね。
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2011.7.30読了。
賢治をもう少し読み込んでから、また読もうと思う。 -
宮沢賢治の読み込み方が足りん!もっかい出直します、井上ひさしさん。
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