ディスコ探偵水曜日〈上〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 878
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101186344

感想・レビュー・書評

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  • 途中で断念。舞城先生と合わないようだ。かなしい。

  • 現時点で中巻の半ばまで読んでいるのですが、仕事読書のため一時中断。上巻は、アメリカ人探偵ディスコが不思議な少女梢に翻弄されるファンタジーっぽい展開。想像以上のグロさに顔をしかめているうちに、物語は謎の館を舞台に繰り広げられる推理小説家と名探偵の連続殺人事件にもつれこみ…んんん、空間パズル的な謎解きにちょっとついていけなくなりつつも、寄せては返す波のような面白さが意外に癖になってきて…どういうふうに着地するのかわからないけど、とりあえず続きを楽しみに。 (少年探偵二瑠主は絶対、寺田心くんだよな!←これだけは言いたかった)

  • 相変わらずの勢いとエロとグロ。
    これが真実だったのか!って思ったら、あっさり覆されて別の真実が出てきて…の繰り返し。
    水星Cのキャラが意外に好き。
    どういう風に話が終わるのかまったく想像できない。
    ただ、これは読むのに時間がかかる…w

  • 結構、理解不能な箇所(奇抜過ぎて……)もあるがお話は面白い。梢ちゃん(6歳の方)が梢ちゃん(小)になったり、梢ちゃん(大)になったりと忙しい。

  • なにこれおもしろーい!時空がグチャグチャに入り乱れるしエロいしグロいしでしっちゃかめっちゃか。わけわかんなくなる手前でスッとすごく大事な言葉を滑り込ませる手管は毎度のマイジョー。その度にガックーンと衝撃みたいなもの受けちゃって、ドキンと感動しちゃったりで、手のひらの上でコロコロ転がされている自分が嬉しい。やっぱこうでなくちゃ!上巻ではあらゆる推理が披露され確信に近づきつつあるようでそうでなかった、この全く先の読めなさに嬉しい悲鳴をあげつつ中巻へ。真実を求め意志と愛の力で踊りまくれ、ディスコ・ウェンズディ!

  • 110407

  • 困った。面白い。
    どんどん後退していく真実。いや、真実ってなんだ。
    哲学に、基礎付けが要求され、基礎付けの基礎付けが要求され、基礎付けの基礎付けの基礎付けが要求され……という無限後退、無限背進の議論があるけれど、それを思い出した。

    なんでもっと早く読んでおかなかったのか。。

  • 下巻へ

  • 新書だとすっごく分厚くて買うのも借りるのも躊躇していたので、文庫でとりあえず上巻だけ。
    相変わらず異常が常識だし、ギリギリ推理についていけない感じだけど、どんどん続きが読みたくなる不思議な魅力があった。
    舞城さんの描く女子はなんだかリアルな感じがして好き。

  • 印象に残ったセリフに

    痛いけど、こんなのは予防接種と一緒だよ、大人になった時のためにちょっと我慢するだけさ。どうせ大きくなったら忘れちゃうよ

    全然正確では無いんだけどこんな内容のことが書かれていて

    実際に行われていたことは幼女レイプなんですが

    なんか説得力があって覚えています

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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