「だから、生きる。」 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 84
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101211961

作品紹介・あらすじ

シャ乱Qのボーカルとしてデビュ ーしモーニング娘。の成功まで音楽と共に駆け抜けた日々。 3 人の子を授かり仕事も絶頂を迎えたそのとき、突然つきつけられた癌宣告。「声帯摘出」という残酷な運命の中で、自らの〈本当の幸せ〉を見出し生きることを決意した著者。その言葉は、困難な人生を生き抜くための、かけがえのない肯定力を与えてくれる。涙なしには読破できない圧倒的な希望の歌!

感想・レビュー・書評

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  • いま振り返っても、あの時の選択は間違っていない。だから、後悔しても前を向く。失うものがあったとしても、新しく得たものに意義を見出して生きていく。
    歌手である著者が、命の代わりに失ったものは声帯。それだけに、伝えようとするメッセージは大きく、重く、そしてシンプルに突き刺さってくる。

  • 今の自分よりも若い40代半ばで喉頭癌による声帯摘出。散々検査もしたが。手術前後の身体的、心理的苦痛。それを支えた家族。きれいに書きすぎな感じもするが家族や仲間を大切にして、健康第一、と感じた。もう一度、は読まないが一度読む価値はある。読みやすくて良かった。

  • つんくの自伝


  • 20220914

    たまたま図書館で見つけた一冊。

    生きる力を感じる。
    ちょっとした体の異変とかに敏感になるって大事。
    まさか、ということがないように。

    たまには力抜いて仕事取り組もうかなー。

  • 食べることは生きることなんだと思った。
    食事は、栄養だけでなく、気力も与えてくれる。
    大切にしたい人に心を込めて食事を用意しようと思う。

  • つんくが思った以上にはてんまな人生を送っていたと分かった

  • 一気に読める本。
    家族の話が多く、つんくにとって本当に家族が大事な存在であることが伝わってきた。

    自分も子供を持って初めてつんくのような心境の変化があったので、共感する部分も多かった。

  • 面白かった…と言うと表現が良くないかもだけど、とても興味深く一気読み。
    そうか…ハロプロのプロデュース抜けたのは本人の希望ではなかったのか…。
    奥さんとの馴れ初めのあたりは男尊女卑?っぽくて「よく奥さん我慢したなー」って思ったけど、だからこそ家族の大切さを知って「昔の俺カッコ悪かった」って言えるつんくが格好いいよ。
    ってか「体調悪いと思ったらすぐ検査を!」とか「おかしいなと思ったらセカンドオピニオンを!」とか頷きすぎて首がもげるかとおもたよ。
    ほんと、皆さん健康診断は万能ではないので自分の感覚信じてね。
    文章は読みやすいけど上手くはないかな?で辛めの★4です(なにさま)

  • 殆ど芸能人の本は読まない私だが、暇つぶしに手にとって読んでみた。
    癌の発症、そこに至るまでの生活、声帯手術後にそれぞれ何を考え、何をしたのか。基本は淡々と記述されているが、家族へ想いに言及する時には隠れた熱い想いが伝わって来た。この人を支えている奥様、素晴らしいです^ ^
    読み終わった後、普通の日常がいかにありがたいか、その日常の中で自分と対話することがいかに大事か考えさせられた。

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著者プロフィール

1968年10月29日生まれ、大阪府出身。音楽家・エンターテインメントプロデューサー、作詞家、作曲家、総合エンターテインメント株式会社<TNX株式会社>代表取締役社長。
1988年シャ乱Qを結成。1992年にメジャーデビューし4曲のミリオンセラーを記録。
その後、日本を代表するヴォーカルユニット「モーニング娘。」をプロデュースし大ヒット、代表曲「LOVEマシーン」(1999年)は176万枚以上のセールスを記録。ハロー!プロジェクトを始め数々のアーティストのプロデュースやNHK Eテレ「いないいないばぁ!」を含む数多くの楽曲提供、サウンドプロデュースを手掛け現在ジャスラック登録楽曲数は1900曲を超える。プロデュースした任天堂のゲームソフト「リズム天国」シリーズは全世界累計販売本数500万本以上のヒットとなり現在国民的エンターテインメントプロデューサーとして幅広く活躍中。2015年 第57回日本レコード大賞 作曲賞「うまれてきてくれて ありがとう」受賞。著書に「だから、生きる。」(新潮社)

「2020年 『ねぇ、ママ?僕のお願い!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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