少年 (新潮文庫)

  • 新潮社
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感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101225111

感想・レビュー・書評

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  • 星の巣
    私の中ではこれがだんとつ一番
    何度も繰り返し読んだ

  • 「ドテラのチャンピオン」、「星の巣」、「おかめさん」の短編3作を収めた短編集。「たけし少年」の純情や、兄への慕いの感情が投影されている。

  • 何をするにも楽しんで好きに感じて生きてきたんだろうな、たけし。

    最初の少年の2作は、とても自然で懐かしい様な…
    さらっと読めた。
    とても読みやすかった。

    最後の「おかめさん」は、読んでて、たけしが書いたものだって忘れちゃうくらいで、あぁこんなんも書く人なんだって思った。

    あとがきも合わせてきちんと読むのをおすすめする本。

  • ビートたけし好きやし、前に一度読んだほかのビートたけしの本が好きやったから読んでみた。京都の話も、大阪の話も、もうひとつも全部世界観が違って好き。初めのと、大阪の話は、レッツアンドゴーの烈と豪を思い出した。

  • 2007年読了。

  • また読む

  • タイトルからの印象とは随分違ったけれど、「おかめさん」が一番好き。


  • 少年時代(陽水)が始終流れてきそうです。
    確かにいろんな伝説があったよね。
    それは時に神聖で、時に痛快で、時に子供特有のシュールさと残忍さ、そして悲しさがあった。

  • シリアスな真面目な話しなのに、読み進めていうと、ふと”コマネチ”をするビートたけしの画が浮かんでしまう。こういう部分で、この人は作家としては損をしてしまうなぁと思う。別名で書けばいいのになぁ。内容に関しては、短めの文章を”編んで”いくというよりは、”接いで”いく感じ。特に場面説明をする表現がそういう感じの印象を受けて、気になる。その説明が単なる場面の説明で終わってしまい、登場人物の心にいまひとつ触れられない歯がゆさがある。そういう表現部分はおいておいて、”ドテラのチャンピオン”の徒競走の話しは少年時代のたけしさんが頭の中で描けそうで、そしてストーリーも面白く楽しめました。

  • 080419(m 080719)

著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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