はかぼんさん: 空蝉風土記 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (431ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101229065

感想・レビュー・書評

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  • さだまさしって凄い人だ。
    作家だけやっているなら、この本がいくらレベル高くても、そうは言わないけれど…

    民俗学ファンタジー?
    日本各地の「ふしぎ」のお話。
    ちょっと怖いのかもしれないけれど、懐かしさのようなものがじんわり来る。

    『はかぼんさん』(京都)
    旧家に伝わる、古くからの儀式
    『夜神、または阿神吽神』(金沢)
    神経衰弱…
    『鬼宿』(長野・信州安曇野)
    節分に追い出された鬼をもてなす家系
    『人魚の恋』(青森・津軽)
    人魚の肉を食べると…という言い伝えでは
    『同業三人』(四国)
    罪…贖罪…神のたたり
    『崎陽神龍石』(長崎)
    龍を宿した石の話



    どこまで信じるかはあなた次第!
    他にもネタをお持ちのようだったから、ぜひとも第二弾を出して欲しい。

著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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