- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101248141
作品紹介・あらすじ
陰湿ないじめで一人の中学生が自ら命を絶った。見て見ぬふりをした教師、生徒たち。責任逃れに終始する教育委員会や学校――。まさに卑怯者のオンパレードである。社会も然り。政治家も、正義を振りかざし揚げ足を取るマスコミも、恥を知れ! 卑劣を悪(にく)む日本人の美徳は、一体どこに行ってしまったのだろうか。現代の病んだ精神を慧眼と独自のユーモアで明るみにする、痛快コラム集。
感想・レビュー・書評
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歴史観には大きく頷き共感する。
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現在姫路文学館の館長でいらっしゃる著者
ご自身も数学者で哲学者
ご両親も奥様も皆すごーい!
そしてユーモアと理論に売らずけられた痛烈な批判にうん、うんと頷かされる
みんな、恥を知れ!卑怯は恥だ!と
≪ あの美徳 日本は忘れ 恥を知れ ≫ -
20171121読了
2015年発行。シリーズ三作目。
P51国士は消えていく
P54歴史知らずして誇り持てず
P57祖父の麦藁帽子
P72潔癖な日本の私
P81「レッド・ライオン」の夜
P87ふとん礼讃
P99会津のすごい女性たち
P131「不埒者退治」血風録
P161はしたなくない国のはしたない私 -
人生主旨一環,決して曲がること無き哲学を持って,目一杯の生を謳歌する.しかし,土台となる日本という根底の揺らぎに忸怩たる思いが募るのだろう….