全文掲載 (新潮文庫 い 39-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (645ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101250137

感想・レビュー・書評

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  • 再読日 19951001 19981022
    久しぶりに読み返したが、やっぱりエキサイティングでばかばかしくて面白い。言葉の羅列の仕方がジャズの即興演奏のようにも思える。その意味ではジャック・ケルアックをこえたか??言葉を使って仕事をするというのは、ある意味でこういうことかも知れない。特にゲームに関する部分はいまでも非常に刺激的である。卒論をかく前にこれを読んでいれば一番の参考文献だったか(でも逆に影響されまくっちゃったかもね)、。こんなふうにしゃべるように言葉を紡ぎだしていくのもいいかもしれない。

  • 1986年から91年にかけて、著者が雑誌などの媒体に発表したコラムなどの文章を集めた本です。

    近年になって、北田暁大などの論者が80年代についての研究をおこなっており、この時代に関心をもつ読者も多いと思いますが、糸井重里などとともにそのころの時流をリードした著者が語っていたことを、本書のようなかたちで容易に知ることができるのは貴重なのではないでしょうか。

    ときおり「私はひたすらオウム真理教支持。頑張れ、邪教!!」といった文章が出てきて、思わずぎょっとさせられてしまいますが、興味深く読みました。

  • いとうせいこうの雑誌連載などをまとめたもの。とにかく面白い。今読むと古さもあるけれど時代を感じられる。

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著者プロフィール

1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。1988年、小説『ノーライフキング』(河出文庫)で作家デビュー。『ボタニカル・ライフ―植物生活―』(新潮文庫)で第15回講談社エッセイ賞受賞。『想像ラジオ』(河出文庫)で第35回野間文芸新人賞を受賞。近著に『「国境なき医師団」になろう!』(講談社現代新書)など。

「2020年 『ど忘れ書道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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