黒い箱 (新潮文庫 あ 7-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101255118

感想・レビュー・書評

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  • 翻訳家の男の周りで次々と不可解な事が起こる。山の中で男が飛んで行ってしまう場面に遭遇したり、知らない女がある日仕事部屋に入り浸るようになったり。謎は謎のまま、この世は謎ばかり。

  • 不思議な話

  • 不思議な展開で始まるが、登場人物それぞれが日常に潜む確実だと思っているものの脆さを口にする、そんな物語。阿部公房氏のような、完全にぶっ飛んだ話ではなく、どことなく日常感をキープしながらも、やはり不思議さも兼ね合わせている変わった小説だった。

  • 阿刀田さんにはめずらしい長編。

    ・・・んん〜・・・他にも2冊くらい阿刀田さんの長編読んだことあるんだけど、全部あんまり楽しめなかったなぁ。どれも余韻を残すような結末で、私好みじゃなかったのです。

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著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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