おたから蜜姫 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.56
  • (2)
  • (9)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 72
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (641ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101265407

作品紹介・あらすじ

隠密姫君、今度は千年の謎に挑む!存続危ぶまれる讃岐の小藩に、仙台藩62万石から結婚話が舞いこんだ。その条件は「かぐや姫が求婚者たちにねだった宝物を持参すること」(ただし本物)。え、竹取物語っておとぎ話じゃないの?若武者姿も凛々しい蜜姫さまの、冒険好きの血が騒ぐ。忍び猫タマ、愛書家の母・甲府御前も大活躍。吉宗、伊達家を相手に三つ巴の財宝争奪戦が始まる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第二弾、前巻の続き?
    今回は母甲府御前が大活躍(その分面白さには欠ける)
    竹取物語から徐福伝説、かぐや一族、そして大久保長安の宝へと
    吉宗と伊達藩との対決に、武田家の宝が絡む
    こじつけっぽい謎解きが多く、わくわくする話ではない

  • かぐや姫に憧れるお姫様から、竹取物語に秘められた謎、そして大久保長安の埋蔵金まで、縦横無尽に駆け巡り、どきどきわくわく、読み応え満点。特に採鉄から見る竹取物語が本当に面白かった!平易な読み口で、壮大な物語、キャラクタも魅力満載。ご馳走さま。

  • 前半の「竹取物語」の謎解きも面白い。QEDシリーズの竹取物語に似ているところもありましたね。後半の活劇も面白い。猫のキャラクターがなかなかよいです。丁寧語の文体も、不思議に効果的。小説、うまいのかなあ、どんどん読み進んだことを考えるとうまいんだろうなあ。
    楽しく読めたので星4つです

  • 竹取物語の謎を解き明かすというおはなし。

    いろんな古典が出てくるので
    古文が苦手だったわたしとしては
    途中まで入り込みづらかったのだけど
    後半部分はずいずいひっぱりこまれて
    途中にアクションがはさまることもあり
    たのしくよめました。

    しかしやっぱりこの人のお話はあんまり人死んだりしないほうが好きかな。

  • 途中で挫折。

  • 数ページ読みかけているが、読んだはずの一作目の内容がまったく思い出せない。買ったはいいもののうっかり積読にしたままか。
    うーん。このまま読み進めるか、迷っている・・・。(著者は親切に一作目のあらすじまで載せてくれているのだけど・・。)

全7件中 1 - 7件を表示

米村圭伍の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×