旅は自由席 (新潮文庫 み 10-11)

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101268118

感想・レビュー・書評

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  • 【古書】昭和末期から平成初期にかけて発表された小品を集めた、エッセイ集三部作の最後を飾る本である。と言っても、その語り口は今までと何ら変わることなく安心して読めた。前2冊は新装版で入手できたが、本書は古書の文庫版をようやく手に入れた。国鉄はJRに変わり、本書が刊行される時に廃線になった路線がカッコ書きで注釈を入れられているのが悲しい。

著者プロフィール

宮脇俊三
一九二六年埼玉県生まれ。四五年、東京帝国大学理学部地質学科に入学。五一年、東京大学文学部西洋史学科卒業、中央公論社入社。『中央公論』『婦人公論』編集長などを歴任。七八年、中央公論社を退職、『時刻表2万キロ』で作家デビュー。八五年、『殺意の風景』で第十三回泉鏡花文学賞受賞。九九年、第四十七回菊池寛賞受賞。二〇〇三年、死去。戒名は「鉄道院周遊俊妙居士」。

「2023年 『時刻表昭和史 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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