ゴッドスター (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.06
  • (3)
  • (25)
  • (27)
  • (18)
  • (4)
本棚登録 : 246
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101305325

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『あたしの姉が死ぬ。』

    『あたしはここまでずいぶん姉のプロフィールについて語った。どう? これで姉のことがわかった? 姉がどんな人間だったかわかった? わかるはずないでしょう。』

    『人間はからたがあれば生きてるから』

    『朝。昼。夜。あたしの責任あるいは義務。それを痛感しながら生きてる。』

    『夜。ちがう。夜の複数形。夜たち。』

    『あたしは希望的観測をあいかわらず口にしてる。希望。希望。反対のことばはもちろん。絶望。そんなもの。ドラッグストアの人気商品ランキングにでもいれておけばいいの。今週の一位は絶望ですって。』

    『耳と口。ほら。声と声。ほら。会話。』

  • 815
    ほんのまくらフェアで出会った本。

    記憶のあいまいさ
    常に自分の行動を第三の視点から見ている感じ
    日常を、非日常的に描く
    スローモーションのよう
    だけどいつのまにか独特のテンポに引き込まれている
    色々な方向に話がそれるが、それでも一つの軸がしっくり通っている
    女の人が書いているような文章

  • 古川日出男のスピード感をたまに感じたくなる。
    あっという間に読み終わった。途中で「あれ?これもう折り返しまできてるの?」って残りのページ確認してびっくりした。
    スピード感に乗ってればわかんないところもそのまんま流していける。その勢いで読んだ。おもしろかった。

  • 5/12読了。

  • すごいスピード感。捕まえ切れなかった。

  • 読了

  • 「ゴッドスター」(古川日出男)読了。正直に言うとこの物語の持つ「速度」についていけなかった。光速で突き進む何かの残滓をあとからトボトボと拾いながら読んでいる感じ。最初から文章のリズムに乗れなかった所為もあって同じところを何度も読んだり後戻りしたりでした。顔を洗って出直してきます。

  • 何だこれは。

  • 伊藤博文 明治天皇 スーパースーパーマーケット GPS 埋立地 地盤沈下 カリヲ

  • あまりにも詩的で自分の想像力の範疇を越えていて、理解が出来なかった。

    終盤はもう言葉の羅列で、まるで呪文のようでした。

全33件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1966年生まれ。著作に『13』『沈黙』『アビシニアン』『アラビアの夜の種族』『中国行きのスロウ・ボートRMX』『サウンドトラック』『ボディ・アンド・ソウル』『gift』『ベルカ、吠えないのか?』『LOVE』『ロックンロール七部作』『ルート350』『僕たちは歩かない』『サマーバケーションEP』『ハル、ハル、ハル』『ゴッドスター』『聖家族』『MUSIC』『4444』『ノン+フィクション』『TYOゴシック』。対談集に『フルカワヒデオスピークス!』。CD作品にフルカワヒデオプラス『MUSIC:無謀の季節』the coffee group『ワンコインからワンドリップ』がある。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古川日出男の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×