いつもの寄り道 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101327174

感想・レビュー・書評

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  • 赤川次郎は映画好き。
    映画のように本を書きたい。

    売れっ子作家なので、映画よりは2時間テレビ番組のようなものしか書く時間がない。
    読者も、通勤列車で、行き帰りの2時間で読めるような作品に人気がある。

    結果として2時間で楽に,軽く読める作品への需要が大きい。
    需要に答えると売れる。

    本作品は、赤川次郎作品の中では,複雑さがやや高い部類にはいるような気がした。
    あわよくば映画にすることができるかもしれない。

    突然の配偶者の死の連絡。
    殺人の疑い。

    つぎつぎと妖しげな関係者が登場する。

    この本が楽しめなければ,赤川次郎作品は読まない方がよいかもしれない。

    ps.
    文庫と新書で表示が全く違うので、同じ作品だと気が付きませんでした。

著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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